- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047349407
作品紹介・あらすじ
武将軍・志紅(しこう)に淡い恋心を抱く公主の雛花(すうか)は、幼馴染の彼のため、特別な神の力を授かることができる【天后】になろうと勉強に励む日々。
ところがその志紅が、雛花の兄である皇帝・黒煉(こくれん)を殺して帝位を簒奪!
しかも「今日から君は俺の妻だ」と告げ、雛花を後宮に拘束してしまう。
大好きだった人の豹変に、雛花はあの手この手で脱走を図り、目的を探ろうとするが!?
感想・レビュー・書評
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志紅がヤンデレ過ぎる。行動理由が分かればなんとか納得できるんだけど、理由を明かさず行動するので犯罪者としてしか見れない。一人で悶々と視野が狭いまま行動するのではなく、二人でなんとか頑張って欲しかったな。
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自虐と嫉妬癖のあるヒロインが頑張る物語です!
このヒロインが主人公でどう物語が展開するんだろうと、読み進めていたら…意外と前向きのような後ろ向き具合で頑張って行きます。
ラブシーンはほどほどの甘さでしたが、恋愛よりも天后となるヒロインの一挙手一投足に興味が湧いてきました。
続きは機会があれば、読みたいです。 -
全4巻。話の長さの割に内容が薄い。
暇つぶしには良かった。 -
幼馴染の好きな人のため、天后という地位につこうと
日々頑張る主人公。
しかしそれは、ある日突然恐ろしい状況を導く羽目に。
ほのぼのと、後ろ向きではあるものの幸せやも…な
生活を送っていたのに、望みも叶ったのに、な状況。
何を彼は焦っているのかと思ったら、なるほど、と。
それは確実に争いもなにも起こらない状況です。
誰もここに気が付かないというのは、それほどまでに
ぬるま湯に浸って幸せなのだろう、と。
王は贄、というのが分かりやすい状況です。
彼も彼女も、面白いぐらい、自分の見たいものしか
目に入れて分かろうとしていないので、逆走状態が
ものすごく面白いです。
ここまで誤解するか! と笑わずにはいられませんが
しないといけない事は、まったくもって変わらず。
シリアスなはずなのにこの状況。
いいのか、と突っ込みたいです。 -
公主の雛花は、幼馴染の志紅に片思いしつつ、彼とは結ばれることができないために国を支える「天后」になることを決意していた。志紅に「天后」なることを反対されショックを受けているところに、さらなる衝撃が。ヤンデレ&簒奪&ダークファンタジーという、これ、少女小説!?というあらすじ。でも、なんかラブコメになっている(笑)。タークファンタジーな設定は、夕鷺さんお得意のところですが、まあまあまあな内容です……どうなるんだ。
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慕っている幼馴染に兄である皇帝を目の前で突然弑逆されたというヘビーな状況なのにもかかわらず、そこかしこでコメディタッチなので、実は「ドッキリ」なのか?と案外方向性は予想が付く。でも設定が凝っているのでチープには感じない。絵師さんの「漢検受けなければいけないのでは?」という心配が笑える。