臆病な伯爵令嬢は揉め事を望まない2 (ビーズログ文庫)

著者 : 白猫

• KADOKAWA (2018年10月15日発売)

作品紹介・あらすじ

私、アメリアは地味で揉め事が苦手な取り巻き令嬢。尊敬するソフィー様のため、彼女の弟・ルーファス様と始めた恋愛指南が功を奏し、婚約者と仲睦まじい様子で一安心！　私の方はルーファス様から「アメリアは可愛いと思う」と爆弾発言を受けて、混乱しつつも平穏な日々。だけどある出来事をきっかけに、ソフィー様が婚約解消することになって!?

感想・レビュー・書評

[chocochip150さんの感想 · 2022年8月13日]

地味で影の薄いアメリアが、尊敬するソフィー様のために行った恋愛小説を元にしたアドバイス。うまくいって、ソフィーと婚約者の王太子は仲睦まじそうな様子を見せていたが、色々あって婚約解消することに。その一方で、ソフィーの弟・ルーファスとアメリアの関係は相変わらずで、ルーファスが天邪鬼なりにがんばってはいるものの、アメリアはすべて斜め上に捉え続ける。その報われなさも含めて、もうルーファスのツンツンぶりがかわいすぎる。ソフィー姉さんとのやりとりもかわいい。
最終的には、主要キャラクターたちはみんな、収まるところに収まるというか、いい感じにハッピーエンドな感じになる。姉目線で、すごく微笑ましい気持ちになった。

[psycheNさんの感想 · 2018年10月16日]

モブに徹しようと常に控えめにしていた令嬢が、王子様の婚約者の恋愛相談にのることに。いい感じに物語が収束して、短く読めてすっきりできた。ツンデレもいい感じ。

著者プロフィール

なろう小説家(女性向け異世界もの中心)。代表作『お前みたいなヒロインがいてたまるか！』執筆5作中2作が書籍化。1冊がコミカライズ(2020年現在)。

「2021年 『臆病な伯爵令嬢は揉め事を望まない　２』 で使われていた紹介文から引用しています。」