- Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047355712
作品紹介・あらすじ
人類が消えた不思議な惑星で、物書きとして暮らす木下と培養肉のおにく。ふたりの旅の行方は……。SF(すこしエスエ・フ)なスペース冒険譚、フィナーレ。
感想・レビュー・書評
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2022/3/11購入
2022/3/31読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんかおもろいし、絵が好き
色々想像が膨らんでいいね -
完結巻。
確かに時間とか空間とか、そういった枠組みを超越した精神世界の扉を開きかけたような気がする、そんな作品。
不慮に大切な人をいっぺんに失ってしまったひとが何を願うのかといえば、「僕にとって 毎日同じバスに乗ることほど大切なことってないです」(p117)と語るように、それまでの日常を送ることに他ならない。
が、「そのまま」でいることで培養できる過去=事実から一歩踏み出した矢先に、レイが目にかかって目の前が真っ暗になりバスに…。
「一寸先は闇」というには効きすぎた皮肉。おにく。だから両眼を失っていたのか。
終盤は薬の作用なのか、世界線が安定しない。
ラストシーン、ライン引きをひいているのは木下?眼鏡をかけているから片目を失った時の木下か?で、周囲に何も見えず、雲とどこまでも黒い空が(青空なのか⁇)広がるこの場面は、’解放’とも取れるし、木下=石灰だけが取り残されてしまったように、結局はしがらみから抜け出せなかった悲劇を逆説的手法で描いているのだろうか。
いずれにせよ、悲しく寂しいシーンであった。
1刷
2021.8.3 -
これは普通に失敗作ですね。
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ナンセンスなんじゃい!
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なんだ、どうなったんだ?ぐるぐるするのか?アユムなのか?
海辺のおじさんのあたりがすごくて、すごい。
私、どうやら明るい感じでグロイのがすごくすごく好きで……好きとは違うかな、すごく刺さる。
うひー。
九森さん……。 -
"「この船のスープももうじき尽きる
九森さんだ 最近文字化けが酷い…
僕が一番怖いのは…
彼がどんな顔だったのか 思い出せなくなること…」"[p.57]
完結。
眼鏡に目を描くのはどうかと思うぞ。
九森さん、それでも原稿は読んでくれるんですね……。
培養肉を置いていく、犬たちのエサにしてやって、と言ってるシーンがうまく言えないけどぞくっとする。食料が足りないから培養肉を置いていこうとした?それともプレイに呑まれてるだけ?
宇宙船で三つ編みの美少女をひく……とても良いシーンだった。
培養肉も残った左目もあまりにも一方的に失われるのが……もうなんというか……そしてその後にボーイミーツガールがあるのが……この展開が宮崎夏次系さんらしいといえばらしい感じもするけど……うまく言えない虚しさと美しさが共存してた。
九森さんの願った夢……。