- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047371491
作品紹介・あらすじ
王から婚姻を許された“お嬢様”シャーリーと“狼領主”カイド。ようやく幸せを手にし、ライウスに戻ろうとする二人の前に“王女”アジェーレアが立ちはだかる。カイドと離れ、混乱を極めていく王城に残ったシャーリーは窮地の中で“ある人物”との再会を果たす。描き下ろし番外編「あなたと私の、とある大切な日」も収録!
感想・レビュー・書評
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波瀾万丈とか疾風怒濤とかそんな生温いものではない。
やはり4巻は嵐の前の静けさ。落とすなら高いところまで掲げて落とせと言わんばかりの…。
こんなにほいほいと登場人物が削られていって許されるものなのか。
もう、涙も出ない。いや泣くには泣くんだけど、必死で物語にしがみついて追っていくのだけで精一杯でした。考えられるなかで最悪…ではないかもしれないが、どうしようもない窮地。手足をもがれていくにも似た恐怖。
4巻の時点で破滅的な不幸の予感に身震いしていた私ですが、私の目に映った凶兆なんて生温かったんだな! と再確認。
どうするのこれ…。
5巻の本筋がもう無理なくらいにつらかったので(ハピエン信者の甘え)、番外編がもう、もう、もう! 私はこっちにお金を払ったんだわと信じたい。とてもよかった。
カロン「私共が山分け致します!」
カイド「待てカロリーナ!」
が素晴らしかった。ここのために670円(税別)出したんだ、違いない。
5巻本編の「待て次号」があんまり鬼畜いので、6巻を指折り数えて待とうと思います。早く来て。ただ6巻もしんどいんだろうなといまから達観してますが…(わりと飼いならされた)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お姫様のアタオカっぷりと行動力がすごい。