狼領主のお嬢様 6 (B's-LOG COMICS)

  • KADOKAWA
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047376144

作品紹介・あらすじ

王女アジェーレアの狂気が止まらない……。カイドの手を自ら離したシャーリーは王城という檻に閉じ込められ、静かに追い詰められていく。ライウスに戻ったカイドはシャーリー奪還のために動き出すが、その手は届くのか? 最終話の"その後"を描き下ろした、守野伊音先生原案によるエピローグも収録!

感想・レビュー・書評

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  • 最終巻。
    もうちょっとつづくのかと思っていたので意外でした(ラノベの異世界ファンタジーへの偏見も若干)。でもここで終わってよかったと思います。

    ストーリーの落としどころとして、この着地点でよかった。5巻まではあまり感じなかったが、この6巻、作者の(原作未読なので断言はできないが、恐らくは原作者の)理想に突き進んでいたような印象がある。
    為政者のありかたとか、上に立つものとしての義務とか、そういったもの。語りたいのはわかる、語りたいことを語るために物語るのだから。わかるんだけども。

    絵はとても美しかった。
    この巻に至るまでもきれいで、でもこの6巻ではさらに磨きがかかった感じ。表情も豊かで心地よく読み終えた。
    カイドの照れ顔、可愛かった。シャーリーも感情豊かにあふれて微笑ましかった。

    エピローグは、個人的にはちょっと…。
    その辺りは読者各々で想像させてほしかったかなー。

    全体通して、シャーリーがそこまで偽悪的にふるまうことに納得できず。
    転生までの過程で己れの前世や出自に罪悪感を抱くまではわかるけど…。カイドとの恋にまでその罪悪感を持ちこみ貫くのが、いまいち得心できずにいます。

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