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- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047778023
感想・レビュー・書評
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中華魔道の他に、朝鮮魔道とか、紹介されてて興味深い。
あと、風水術が、地質学的に納得の行くものであると言ふアレが。
奇門遁甲八陣の図を作って、アレと言ふのは、これが初だと思ふけども。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1巻目では何の為に行動しているのかわからなかった加藤の目的や背景がわかる2巻目。ようやく興が乗って読めるところまで来た感じ。
記憶力の弱い自分には、物語の時間軸を逐一メモして読んでいかないとついていけないかなと思うような部分も多い。
だいたいこの辺までが映画で描かれていた部分か。小説の先はまだ長いので、ほんの序章しか知らなかったわけだ。 -
見返し
舞台は明治四十年、帝都・東京は日露戦勝にわきかえっていた。この帝都を大東亜の中核とすべく「霊的改造」を加えるという戦慄のプロジェクトが秘密裏に進行していた。動員される土御門神道の一門、理学士・寺田寅彦、文士・幸田露伴、森鴎外の面々。ところがこの計画を進めながら実は帝都の崩壊をもくろむ男がいた。魔道に精通する謎の軍人、加藤保憲中尉。そしてそれをフォローするように暗躍する朝鮮のオカルト結社、東学党、ナチスのブレーン、ハウスホーファー。東西の神秘学に精通し、博覧強記をもって知られる作者が、時代の熱い要請に応えて放つ異色長編小説、話題騒然のうちに放つ第二弾!!
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