魔界医師メフィスト (カドカワノベルズ 88-4)

著者 : 菊地秀行

• KADOKAWA (1988年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

スパークが閃めいた。50万ボルトの電撃の洗礼を受け、男の毛髪は逆立ち、眼球が飛び出した。剥がれた。肉が-。その男に「私は病人が好きだよ。私を求めてくれる」と言い放つ。ある者は黄昏どきにやってくる美しい私神の伝説を憶い出すという。その名はドクター・メフィスト。魔震後の"新宿"。壮烈なる術のせめぎ合いを繰り広げる渾身の終末伝奇アクション。

感想・レビュー・書評

[ultraman719さんの感想 · 2014年10月13日]

魔界都市＜新宿＞魔界医師シリーズの１巻目。＜新宿＞触れてはならぬ三魔人のひとりであるメフィストが主人公。はまってしまうと、マンサーチャーシリーズと合わせて、ずっと買ってしまう事になる。もう２０年超えたかな。

[librarylovers2011さんの感想 · 2011年11月15日]

美しさを表現する言葉の多様さにうっとり…。
過酷な世界の話なのに、憧れてしまいます。
【熊本学園大学：P.N.モルト好き】

[zoezoez75さんの感想 · 2009年5月29日]

魔界医師メフィストシリーズ１作目。
魔界都市シリーズのうちのひとつでもある。

キャラクターの美しさを十二分に描けている末弥純さんのイラストもいいです。

著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」