人生は廻る輪のように

  • 角川書店 (1998年1月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784047912861

作品紹介・あらすじ

「本書はキューブラー・ロスというたぐいまれな女性が20世紀を生きた稀有な愛の記録であると同時に、著者が持つさまざまな側面が刻んだ稀有なたたかいの記録である。すなわち、財力とテクノロジーさえあれば死を克服できると考え、臓器移植、遺伝子治療、肉体の再生をもくろむ死体や脳の冷凍保存など、ひたすら『神への挑戦』に邁進する『人間の傲慢と愚劣の極み、無知と尊大の極み』とたたかいつづけた闘士の記録であり、侵略戦争、ナチズム、偏見、差別による犠牲者に身を挺して援助の手をさしのべた国際的ボランティアの記録であり、超一流の精神科医(『絶望的』な統合失調症患者の九四パーセントを退院にまでもっていく意思は稀有である)の臨床記録であり、科学技術と物質文明の時代から霊性の時代への移行期に生きた科学者の観察記録であり、神秘家の修行の記録でもある。」(訳者あとがきより)

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

深い愛と勇気に満ちた人生を描いた自叙伝は、著者の医学者としての視点とスピリチュアルな探求が融合した作品です。彼女は終末期の心理に関する研究を通じて、死に直面する人々の反応を明らかにし、臨死体験や魂の永...

感想・レビュー・書評

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  • (2024/04/02 3h)

  • キューブラーロスの自叙伝。筆者の地球を駆け巡る数々の愛と勇気の行動、医学者としての科学的視点、データに基づいて事実を確認しようとする姿勢。それらを考えると、真摯に生きた筆者であることがよく分かるだけに、筆者が信じる臨死の平和、魂の永遠性、体外離脱、精霊の存在などが現実味を帯びてくる。彼女が嘘はついているとは思えない。しかし物質主義・科学主義の私にはそれらをそのまま信じることはできない。その隙間を埋めることも出来ない。壮烈な愛に生きた人生だった。挿入写真にマザーテレサと映っていたが、二人とも穏やかな目をしていた。しかし二人とも戦う愛の使者だったのだと思う。

  • 第28回ビブリオバトル〜明石の陣〜テーマ「輪」で紹介された本です。
    2020.1.9

  • いい本だった。

  • 終末期研究の先駆者で、喪失体験の心理的五段階説や、臨死体験についてまとめた女性医師による壮絶なる自伝

    死が迫っている人が、拒否、怒り、取引、抑うつ、受容という反応を順に示すということを聞いたことがあったが、その背景が知れて興味深い。

    後半は特にスピリチュアル的な要素が強くなるが、いのちの目的は成長、究極の学びは無条件に愛し愛される方法を身につけること、偶然はない、死は存在しないなどといった主張にその人生から強い説得力を覚えざるを得ない。

  • 村口孝子先生  おすすめ
    22【教養】289.3-K

  • 蝶は象徴なんですね。

  • 04015

    ちょっとやそっとでは退かない、少々の困難などこともなげにはねのけて常に先へ進んでいく女史の生き方、アグレッシブな性格に圧倒される。

  • 「本書が間違いなく私の絶筆となる」と帯に書かれていた。「死ぬ瞬間」を背に負いながら、生きてきた彼女の人生

  • キューブラー・ロスは、「死」について研究してきたようにいわれますが、最後まで「生」にかっこわるくも必死にしがみついて、必死に生きてきた愛すべき隣人であると思えます。

    生きるって何だろう、死ぬってなんだろう、そんな疑問を抱く人の登竜門的文献ではないでしょうか。

  • いわずもがな・・キューブラー・ロス女史の自叙伝的な一冊。
    現在死生学の勉強をはじめたので、どうしても避けては通れない方。

    すでに文庫本もでていますが、私はどちらかというと重たいのですがやはり単行本派です。3日で読了。ロス女史の『絶筆』だというだけあって、壮絶な人生の歩みが広く深くかかれています。もちろん日本語版ですが、翻訳の上田氏には感謝。多く広められた出版社にも。という感じです。
     『死の瞬間』を読む前にこの本をどうしても読んでいたほうがいいと、まったくあてにならない自分の直感(笑)を今回は信じて読みました。やはり、この本から読んでよかったです。ロス女史の本を読むときに、いきなり『死の瞬間』から入るとつかれるのではないかと思います。また、ロス女史自信の生い立ちをしっておくことで、彼女がどうしてその本を書くことになったのかがよくわかります。
     さて『人生は廻る輪のように』ですが・・・。おなかが一杯になりました。そしてひとつだけわかったことは・・

    やっぱり 最後は 愛 しかない

    ということでした。。日本の医療制度もホスピスも介護にしても、他国とは違った部分も沢山あります。
    死んでいく人は孤独

     家族とは、夫婦とは、兄弟とは、そして自分の周りの人、知らない人でも自分に力をくれた人・・そんないろいろな人との出会いがあって生き抜いてきても、死ぬときには、孤独なのは淋しいことであり、人間の最後は孤独であってはならない・・と解いたのもロス女史です。

     ロス女史が、沢山の苦難を乗り越え、自分の身に振りかかる不幸にも立ち向かい、そして、自分の死をもって生きた証をつくりあげてきたということがこの本ですべてわかります。彼女の生き方に影響を与えたのは、老若男女の終末期治療をしている人たちばかり。そして、運命的に要所要所ででてくる、さまざまな短命な子供たち。
     ロス女史が生きた時代とはずいぶんと変化し続けている現代だが、彼女が与えた影響はこうやって、まったく関係のない、小さな島国にいる女にも十分伝わっています。何よりもそれが一番すごいことであり、女史が自分の生き様で表現しようとしたことだとおもっています。

     ポーランドのマイダネック強制収容所近くで出会ったゴルダという名の少女。白血病で苦しんでいたジェフィーという少年。同じく白血病で黒髪がとても美しかったエヴァという名の少女。沢山の子供たちの最期との出会いは、ロス女史を何よりも大きな使命へと導いていったように思えます。

     この本を読むにはとても疲れます。自分の過去と思いがつながるから余計です。それに、子供のころから人の死を多く身近で見ることが多かった私の世代以上の人たちには、ちょっと心がきしむような気がしますが、この本に出会うことでまた、見識もかわるかも知れません。
     私は、この本に出会ったことが一番よかったです。

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  • 私にとって「ものの見方」を変えさせてくれた大切な著作の一つです。内容について今の私には真贋不明ですけれど、著者が言っているように、確かに「死ねば分かること」ですから焦らず気長に待つことにいたします。「真実」の追究は。

  • 人間の「死」にまつわる感情を追い求めたキュブラー・ロスの自伝。彼女の強く激しい人生が伝わる。
    ノウハウを伝える本が多い中、″生きるパワー″を与えられる本。

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著者プロフィール

1941年兵庫県宝塚市生まれ。幼児期を旧満州(中国東北部)で過ごす。早稲田大学文学部卒、東京医療専門学校卒。翻訳家。癒しと憩いのライブラリー館長。日本ホリスティック医学協会副会長。訳書に『癒す心、治る力』『ワイル博士のナチュラル・メディスン』『人生は廻る輪のように』『森の旅人』『いのちの輝き」など。著書に『ナチュラル・ハイ』『ヒーリング・ボディ』『補完代替医療入門』『代替医療』『わたしが治る12の力』『スローメディスン』など。

「2014年 『講座スピリチュアル学 第2巻 スピリチュアリティと医療・健康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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