- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047913875
作品紹介・あらすじ
ハリー・ポッター・シリーズの著者J・K・ローリングは、さまざまな神話や伝説、文学を基に魔法の世界を紡ぎだしている。本書は、私たちを古代エジプト、ギリシャ、インドへと誘い、中世に実在した錬金術師たち、シェークスピアやトールキンなどの作品、不死鳥やヒッポグリフといった魔法生物の世界について教えてくれる。ハリー・ポッター・シリーズに隠された"もう一つの物語"が明らかに。
感想・レビュー・書評
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様々なものを融合させて作られた、ハリー・ポッターの世界。
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ギリシア神話や古代ローマ、ヨーロッパ各地に伝わる昔話などを知ることが出来た。知れば知るほど、ハリポタの奥深さに気づかされ、再びハリポタを読み直してみたくなった。
また作中に引用されていたジョセフ・キャンベル著「千の顔を持つ英雄」に興味を持ったので、また探してみよう。 -
図書館にて。
面白かったけど、分析範囲が広すぎて、
あんまりハリーポッターの小説の内容と
関係ないことも多かったような。 -
イギリスの神話や伝説だけでなく、フランス、ドイツ、中央ヨーロッパ、北欧、ギリシャ、エジプトにいたるまで、様々なものを融合させて作られた、ハリー・ポッターの世界。
ヨーロッパ文化圏の奥深さを改めて実感。そして、日本的なものとあまりに違うため、やっぱりヨーロッパの文化を日本人が理解するのは本当に難しいなとも実感する。
錬金術、呪文、魔法生物(ドラゴン、バジリスク(蛇)、ケンタウルスなど)、不死鳥、巨人、森、ゴブレット(聖杯)、迷路、変身、ルーン文字、鏡、杖、善と悪、魔法使い・・・
興味深かったのは、物語の構造を解説した、P160「ハリーはどうして世界中でヒーローになったのでしょう?【ハリー・ポッター】」とP200「どんな悪夢がヴォルデモートを作り出したのですか?【ヴォルデモート】」。