TRIP for the FILMS ARTWORKS from”Shikoku” to ”The Magic Hour” featuring ”KILL BILL Vol.1”1998-2008

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048541961

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  • いろいろな土地に行き
    町を見て
    村を見て
    自然を見た

    TRIPは過ぎ去ってゆく
    つかむことはできない
    出会った人とも
    映画をつくるために集まった仲間とも
    撮影が終わると同時に別れる
    同じ旅に出ることはない

    たとえ再び訪れたとしても
    季節がちがう、天気がちがう、なにかがちがう
    世界は変わってしまう
    懐かしい場所が現実にいつまでも存在し続けることはない

    いつでも戻ろことのできる空間
    それは映画の中にある
    フィルムに映し出される世界は
    100年後も変わることはなく
    暗闇の中で
    あなたの訪れを待っている

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著者プロフィール

たねだ・ようへい(原案・絵)
美術監督。武蔵野美術大学油絵学科卒業。映画美術監督として、日本、中国、アメリカなどで国際的に活動する。『スワロウテイル』(岩井俊二監督)『THE有頂天ホテル』(三谷幸喜監督)『フラガール』(李相日監督)『空気人形』(是枝裕和監督)など多数の日本映画のほか、チャン・イーモウ監督、キアヌ・リーブス監督、クエンティン・タランティーノ監督などの作品を手がけた。アニメーション作品には、『イノセンス』(押井守監督)ではじめて関わり、『思い出のマーニー』(米林宏昌監督)では美術監督をつとめた。著書に、『どこか遠くへ』(小学館)『ジブリの世界を創る』(角川書店)『伝説の映画美術監督たち×種田陽平』(スペースシャワーネットワーク)などがある。芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章を受けている。

「2015年 『ステラと未来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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