デンパ男とオトメ野郎 (B-PRINCE文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 97
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048653299

作品紹介・あらすじ

警視庁鑑識課勤めの柏木が一夜の情事を楽しんだ相手は、公安部官僚の西村で!? 爆破事件を巡る恋と罠!

感想・レビュー・書評

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  • 公安と鑑識、そして男前×男前……
    私の大好きな警察関係であり男前同士となればハマらない訳がない!!
    ハィ、一気にシリーズ1作目を読み切りました。

    “事件は会議室で起きてる訳じゃない!!”………かの有名な台詞があんな風に広がっていくとは^^
    攻受ともにいい意味でギャップがあるのが面白い。
    攻は冷徹だけど王子様、受は刹那的だけどエチに貪欲。ベッドで攻める受けがめちゃめちゃ好きでして、まさにツボでした。

    これシリーズものというか、続きものなんですね。
    どちらにしてもハマると確信して3冊まとめ買いし、そしてまんまとハマったのでさっそく2作目に突入しますが、どんな風に終わりを迎えるのか楽しみです^^

  •  
    タイトルだけ見ると全く内容が想像できず「??」って感じですが、真っ当な王道BLです。とても面白かったです。
    二人とも警察組織の人間です。
    仕事上の仕組まれた出会いとはいえ、ドス黒い組織の中でなかなか危険な橋を渡りつつ受けを守りきる攻めが(どんなにズレていても)好印象でした。

  • お友達がはまったというから
    楽しみにしてた。
    う・うっすーい。
    宗教団体の爆破事件どこまで書き込むのか
    掘り下げていくのか、ワクワクしてたのに
    え、事件オチないのー(*_*)
    主要キャラのデンパだのオトメだの
    いっちょまえで、わちゃわちゃしやがって。
    硬派事件物すきなんで、こういう警察設定
    ぐずぐす物はきらい。

    エロシーンも最奥ずんずん気持ちいい系の描写は
    苦手だし。
    セックスシーンがバリエ乏しく繰り返しのは
    飽きる。
    挿絵かガタイ良しカップル描かせたらピカイチ
    美麗な小山田センセなので、沙野センセの
    「タンデム」シリーズくらいのもんかと期待したけど、
    えらい肩透かし。
    あれはすごいぞ。宗教団体の洗脳テロとか仔細設定が
    素晴らしい。
    これ読むくらいなら「タンデム」再読するわ(゚д゚)!
    星は小山田センセのものだからな!

  • 公安の蛇×鑑識官

  • 警視庁公安総務課の管理官×警視庁刑事部鑑識課

  • 警視庁公安部管理官・西村×警視庁刑事部鑑識課・柏木。面白かったです。でもまさかの続く… そうだよね、主要事件がチラチラ触れられる割りには解決しなかったしね。今回はどちらかといえばラブ中心な展開でしたが、次回は事件中心になるのかな、楽しみです。冗談が通じなくてクソ真面目で天然でだけど、ベッドでは「公安の蛇」のアダ名に恥じない執拗でエロい西村がいいキャラでした。SSの『刑事A』が笑った。職権乱用でしょう(笑)と思ったけど楽しかったです。

  • 小山田先生追いで購入。初読みの井上先生にどはまりした作品です。
    鑑識好き、ビッチ受好き、サスペンス好き。でもサスペンス要素は少なく次刊に期待します。
    職業背景がしっかり書き込まれていて、まるで映像を観ているように読めました。
    妙なカウントをしたり、とにかくエリートなはずの攻のバカさ加減がおかしくて好き。
    エロいし、やってばっかですけど、最初から最後まで楽しかったです。

  • キャッチーなタイトルに惹かれて読んでみたけどあいませんでした。
    まず同じことを繰り返す語り口が回りくどくてまったく入り込めず、とってつけたような会話も説得力感じられずで・・・いうほど乙女も電波もでてこないし。楽しむポイントがみつけられず残念。

  • 新人大賞を受賞してのデビュー作。新人さんにしては、文章もこなれていてプロと比べても遜色ないほど。と思ったら、すでに別の出版社で何冊か出している作家さんだったんですね。
    ただ大賞受賞と聞くと、それだけでハードルが上がってしまうものなのか。警察ものなのに肝心の事件は未解決、おまけに身分の差こそあるものの、受が攻からの熱烈な想いに応える形で恋人になるプロセスは珍しくもなく、Hは濃いけどいささか平凡な話だったなーという印象を受けました。
    ただこういったお仕事もの(というにはちょっと薄いが)でキャラクターの軽快な会話を好む層は確実に存在するので、即戦力としてのデビューだとすると深く頷けます。
    個人的には悪くはない。だけど、次巻への盛大な引きはあったもののカタカナを使った受の話し方(アンタ、イイ体など)が合わないなど気になる箇所もあるので、自分はちょっと様子見かな。

  • 小山田あみ先生の挿絵で新地開拓しようと読んだ初読作家さま。当たりでした~♪

    警視庁のエリート管理職(年下)×鑑識課の警部補。
    全然デンパじゃない、むしろ天然ヘタレな攻めが良い。王子発言が多いため、必然的に受けもオトメになるよね~。あ、でも女々しくないむしろ男前な受けですよ。エリート故に他人から馬鹿等と怒鳴り付けられたことがない攻めにとっては、受けのそれが快感だったらしく(笑)「馬鹿」と言われた数を数える攻め…キスの回数じゃないのがツボ。
    受けが語る「どっかの刑事」について真剣に悩む攻めが堪らなくカワイイィ。そしてネタを掘り下げる作者w同人の加筆修正の再録らしい。そして続くっぽい!やた!

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