線上の犬 (1) (it COMICS)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2016年3月12日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048656108
作品紹介・あらすじ
“人ならざるもの”――特類種による組織・areasから法務省特類種管理局に招聘された鬼科吸血属のネイト。“人間”の松葉と共に、特類種事件に奔走する一方、彼には「人間になる」という目的があり…。
感想・レビュー・書評
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人類とは違う特殊類の互助組織エリアスから派遣されて来た英国人吸血鬼と、特殊類管理局取締課職員の日本人青年のコンビの事件簿第1巻。英国人吸血鬼がお花畑系の性格なのがややうざいが、絵も結構好みで話も面白い。
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まず絵がめちゃくちゃ好みなのです…! その上ストーリーもおもしろいので最高だな…と思いながら読みました。 ネイトが可愛くて可愛くて…
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漫画ってのは、表紙だけを見て買うべきじゃないな、と思った
いや、当たりではあるのだ、文句なく
だが、恥ずかしながら、私はこの『線上の犬』をてっきり、人間と人外の恋模様を描いたBLかと思って購入を決めたのだ
BLコーナーに置かれていた、ってのはつまらない言い訳にしかならない
期待は裏切られこそしたが、感想を書きたくなるくらいの面白さはストーリーにあった
絵柄こそ、どちらかと言えば女性向けなようだが、話は結構、骨太
アクションシーンこそないが、男でも楽しめる人は楽しめそうだ、と思った
適切な例えになっているか、は不安だが、『デビルズライン』(花田陵)と『真夜中のオカルト公務員』(たもつ葉子)の丁度、真ん中に置きたい作品。私は特に気にならなかったが、『実は私は』(増田英二)よりもコメディ感は乏しいので、吸血鬼が主役を張る漫画で一番なのは『実は私は』だ、と信じて疑っていない人には少し合わない可能性はアリかな
堅物で心のガードが頑強な人間の松葉と、人間に憧れる優しい吸血鬼のネイトが相棒として、少しずつ、互いを理解していき、種族の壁をブチ破る絆を結んでいく過程が丁寧に描かれている
松葉の『願望』が叶ってしまうのが思った以上に早いな、と思いはしたが、その消化不良感を吹っ飛ばすだけのラストになっているので、次巻は買う
この台詞を引用に選んだのは、ホント、純粋無垢なヤツの人たらしっぷりってのは厄介だな、と思ったから。こんな青臭い台詞を吐けるヤツを警戒するだけ馬鹿馬鹿しくなってしまいそうだ。友達ってのは理屈でなるもんじゃない -
めっちゃ面白かった〜。異形もの。早く続きが読みたい!