テイルズ オブ シンフォニア 贖罪のクラトス (電撃ゲーム文庫)
- アスキー・メディアワークス (2013年11月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048660501
作品紹介・あらすじ
かつて勇者ミトスは、聖地カーラーンにて古代大戦を終結させることに成功した。その結果、世界はシルヴァラントとテセアラの2つに分かたれた。だがそれは、一方が繁栄すればもう一方が衰退するという因果関係の上に成り立っており、大戦終結から四千年を経た現在、シルヴァラントは命の源である"マナ"の枯渇により、滅びの道を辿っていた。そんななか、シルヴァラントに降り立ったクラトスは思わぬ人物と再会を果たす-!!ゲームのキーマンだったクラトスを主人公に、彼の視点から描かれる外伝小説。その秘めたる胸の内が明らかになる!!
感想・レビュー・書評
-
テイルズオブシンフォニア、ラタトスクの騎士をクリア済み。テイルズオブファンダム2、プレイ動画を視聴済み。
シンフォニア本編では語られなかった、ロイド一行の裏側で暗躍するクラトスの葛藤と後悔は必見。息子への不器用な愛情が微笑ましい。なぜ、世界が二つに分かたれたのか。なぜ、神子コレットは世界再生をするのか。歪んだ世界の秘密が暴かれる。クリア後に読まれる事をおすすめします。
惜しむべくは、できれば最後まで描ききってほしかったところ。
師として父として。ロイドの成長を見守ってきたクラトスが、すべての罪を背負って大地を去って初めて彼の贖罪が果たされると思っておりますので。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゲームをプレイしたことがある方前提の小説で、クラトスを中心に描かれている話。
ゲームだけではクルシス側、クラトスの考えていることなどはあまり分からなかったので脳内補完しかなかったものの、この小説はその辺りをよく書いてくれている感じ。
付け足すと、ゼロスが死ぬルートでない方の話。
戦闘の表現はイマイチだけれど、他はそれなりなので、TOSについて補完がほしい方には一読しても損はない作品。
この表現力でゼロスルートなどを書いてもらえたらやっぱり買うと思う。 -
ゲームやってるだけより、ノベライズ読むと、ストーリーの奥深さがわかるなー。
ゼロスが死ぬバージョンのノベライズも出してもらえないだろうか。