白銀のソードブレイカー ―聖剣破壊の少女― (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048662871
作品紹介・あらすじ
世界の調和を保ち、力と平和の象徴とされる7本の聖剣とその使い手『剣聖』。家族を皆殺しにされた過去を持つ傭兵レベンスは、仇を探すあてなき旅の途中、その『剣聖』の一人の警護を請け負った。しかしある夜、彼らの前に小柄な少女が現れる。白銀の髪をなびかせ、その背丈にそぐわぬ大剣を操る彼女はレベンスをあっさりと退け、それ以上の腕を誇る剣聖をも討ち取り『聖剣』を強奪した。剣を交えた際、一瞬かいま見えた"映像"に家族の仇の姿を見たレベンスは、その白銀の髪を持つ少女を追うが-!?一夜にして"世界の敵"となった少女と、復讐に生きる傭兵が織り成す、剣の絆の物語。
感想・レビュー・書評
-
剣聖狩りをする話やねんけど、微妙やな。
ヒロインは木訥すぎやし、主人公もぱっとせん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界の平和の象徴とされる、7本の聖剣。
それを破壊する少女を、見た。
破壊する側の少女も、聖剣持ちも女の子。
主人公以外、すべて女の子、という画面ハーレム状態。
主人公は主人公で、仇を探しているので
うはうはw というわけではなかったです。
が、面白いかと言われると…どうでしょう?
ちょっと展開が早すぎる、と思うせいか
それほども感じませんでした。
何せ、1冊だけで3本終了、ですから。 -
世界を統べる七人の剣聖.
その剣聖を次々と襲っていく銀髪の少女.
そしてその少女を勘で追いかけるストーカー.
まさか続いていくとは….
この作者のはこれまで一冊完結だったんで
この展開は予想していなかった….
しかし「七」って数字の汎用性とか.
月の満ち欠けの周期を四分割して一週間(七日)
ってのが多分よく使われてるからじゃないかな.
それともアレかしら?
1~10の数の中で7が孤独な数字だからかしら?
素数だ! 素数を数えるんだ! -
ラノベはあまり知らないのだけど、可愛い女の子が出てきて活躍するもんだと思って読めば悪くないんじゃない?
変に高校生とかの現実世界の設定を持ってこないから割り切れて良い。 -
剣豪小説っていやそんな、みたいな。どうやら、剣に憑かれるらしいので、それが剣聖であり、しかし、なんでそんな剣が?みたいなものを、ヒロインの正体と共に、期待させて「つづく」なお話。
ただ、その設定そのものを含めて、さまざまなところに「どっかで見た」みたいなものを払拭し得ないなか、これは本作ならでは、ってものが見いだせないので、なんとも。オチが付くまで待たなきゃならないけれど、なんとなく、大きな魚背負ったロボットの話の方がよかったってことになるんではないか、という気がします。 -
力と平和の象徴とされる7本の聖剣とその使い手剣聖。
しかし、その聖剣が少女によって強奪された。
そこから一夜にして敵になった少女と復習に生きる傭兵が織りなす物語。
どうも少女と主人公の考え方が理解できなかった。
っていうか異能なのかファンタジーなのか生き様なのかどこを主に見せたかったのか…。
松山さんの作品で期待値が大きかったので批評っぽく書いてしまったけど読みやすくて悪い作品ではないと思います。
まぁ、のぞきとかのシーンはまったくいらないかったと思うけど…。 -
んー、この作者の作品にしてはいまいち。作者の持ち味は、底からの上昇や絆といったところだと思うのだけれど、それが生かされていない。誰も信じてくれず、一人で世界を敵にしていた少女の孤独っぷりがいまいち伝わってこなかった。戦闘シーンが多いが不死身という特性でなんだかんだで一回の勝負で買ってしまう。悲壮さがあまりない。単巻かと思ったら、続きものだし、その割には剣聖7人のうち3人を倒しちゃうし。剣聖が揃いも揃って美少女なのもいまいち。剣でのバトル要素など入れず、人情ものとして物語を魅せて欲しかった。
-
続きを意識してるせいかいろいろとぶん投げ過ぎ
ヒロインの造形は非常に好みなのですが -
各章の短い文章の中からでも、剣聖の生き様というかかっこよさが感じられて面白かった。戦闘シーンも無理なく読みやすいのでおすすめ。続き出ないかなあ。