韻が織り成す召喚魔法 -バスタ・リリッカーズ- (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年2月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048663199
作品紹介・あらすじ
校則の守護神と呼ばれるカタブツ生徒会長・音川真一の前に現れた、クソ迷惑な美少女悪魔・マミラダ。彼女と無理矢理契約を結ばされてしまった真一は、とある能力を手に入れた。それは-。「サタニックマイク!相手を強制的にラップバトルに引きずり込んで、敗者を支配する魔法だよ。よーよー!」そして始まるマイクバトルは、命を賭けた真剣バトル。心の内に秘めた暗黒面を吐き出す真一のフリースタイルラップは、強力な"召喚魔法"を生み出し、学院の不良たちに襲いかかる!生徒会長と迷惑悪魔の織り成すマジカル召喚MCバトル、、開演ちぇけらっ!!第20回電撃小説大賞・金賞受賞作!
感想・レビュー・書評
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古武道さんも読んでいるラノベ。大阪の人なので、きっと梅田のライブとかにも来ているだろう。もしかして日本橋ウォーズのメンバーか!?とも思った。最後のバトルシーンは楽しめたし、ヒップホップ用語を一つ一つ解説しながら丁寧に文章が作られていたので、ヒップホップを知らなくても読める。
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ヒップホップでバトルというアイディアの一点勝ち。ヒロインである悪魔の娘が好きになれなくて、というかうざく感じて楽しく読めなかった。シスター森崎のキャラクターが強烈すぎる。そんなわかりやすい敵役にしなくても。真一は悪魔っ子をそんな悪い子じゃないというが本当か?悪魔だぞ?無理やり道具を与えて魂をとって地獄に拉致しようとしてんだぞ?感情が高ぶると人相手にリアル爆発をするんだぞ?どこまでもギャグなのだと思うが、ついていけなかった。珍しい題材なのでファンはできるんじゃないでしょうか。
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テンションが高くてよかった。良い意味でおバカな作品
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ラップバトルが小説になったというので、どんな感じだろうと読んでみました。面白かったです。とても読みやすく、一気読みしました。主人公がバトルに引きずり込まれる過程もとくに不自然さはなく、キャラクターも魅力的でした。しかし生徒会長が主人公なので留年もしないだろうし、この先どうやって続くのか?というのが率直な疑問です。その意味でも続編に期待です!