バベロニカ・トライアル 西春日学派の黄昏 (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048666893
作品紹介・あらすじ
研究都市、西春日市。学派と呼ばれる集団が、都市の地下で実験を繰り返す。そのような都市は全国にいくつもあり、各学派がしのぎを削っているという。西春日市で高校生活を謳歌する箒場葉柄の許に、幼馴染みが帰ってきた。嵯峨野学派主席教授の娘、八重垣櫻である。白いワンピースに麦わら帽子、整った白磁の容貌。絵に描いたようなお嬢様だが、その本質を知る葉柄にとっては頭痛の種。自由奔放な櫻に翻弄されることに。だが気ままに見えた櫻の言動には目的があった。それは学派がひた隠しにしてきたある事故に関わるもので-。青春サイエンスフィクションの登場!
感想・レビュー・書評
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SF言うから買うてみたけど、騙された。
SF風でありながらSFの悪いとこだけ詰め込まれてた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
研究都市で学派と呼ばれる集団が都市の地下で実験をする。
気ままに過ごす主人公だったが、教授の娘が転校してきて翻弄され…。
半分も読めずにブン投げ。
何を表したいのか、世界観がわからない。
完全に読者を置いてきぼりです。
表紙で買ったのでそんなもんだろ。
っていうか最近、電撃ってハズレ作品多くないかな? -
海羽さーーーん13年ぶりの電撃文庫……!ずっと待ってたんですよ!!
とりあえず理解しきれないまま勢いとハッタリに呑まれた気分で読み終えましたが喃平とお嬢さんのこととか葉柄と櫻のこととか葉柄と喃平のこととかトライアルのこととか疑似テレポートのこととかもうちょっと…くわしく……!具体的に…くわしく……!!
次が出せるかどうかはこの本次第……っておいおいまじかよこの本はこの本で置いといて何はともあれ次も出そう?出してください電撃文庫様どうかお願いいたします -
気に入っている絵なので購入。
しかし内容については理解しきらないととことん難しく感じるだろう。実際問題、読み終えるまで理解しきることはないままなんとなく「こうなったんだ、ああうん、ほー」になった。
ドラマ性はあまりない、理解したもの勝ちな作品。
設定はそこそこ気に入っています。 -
ぶっ飛んだSFラノベ。可解点の発見をライフゲームに見立てて、オートマトンだとか連続体仮説だとかを散りばめ、中々面白い世界観だった。連続体仮説はZF系で無矛盾が証明されていると思うけど、そう考えると色々と深い。いいジャケ買いだった。
関係ないけど、13年ぶりの電撃文庫とのことで、著者の前の作品を調べたら、同じく13年前のヤスダスズヒトさんの絵をみて、時代を感じた。