三ツ星商事グルメ課のうまい話 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 239
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048669436

作品紹介・あらすじ

ある総合商社のお荷物部署。毎夜経費で飲み食いを繰り返すという噂から、人は彼らを「グルメ課」と呼ぶ…。しかしその実態は、悩める社員を食事に誘い、個性的なメニューでもてなして仕事のヒントを与えるという特殊な課だった!食欲の秋-。にぎやかなグルメ課メンバーが丁寧な仕事でトラブルを"料理"する。鯛茶漬け、肉寿司、水牛モッツァレラのラザニア…etc。実在の飲食店と本物の料理が、秋の夜長をやさしく彩る、新感覚グルメ小説第2弾が登場。

感想・レビュー・書評

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  • 三ツ星商事グルメ課シリーズ2作目。妹からの譲受本。

    グルメで謎・悩みを解決する短編。

    グルメ課を作った前社長と、その息子・椎名さんが出てきて、色々と引っ掻き回します。

    ひなのさんは、随分しっかりしてきました。

    でも1作目ほどは問題とお料理があっていない感じはしました。

  • とっても面白かった☆

  • アニメチックな表紙、ドジ、若しくは天然な主人公。多種多様なイケメンや、過剰なほど個性的なキャラクター達。グルメやスイーツ。兎に角この手で面白いものを見た事がない。散々出し尽くされたテーマにプラスそて文章力の無さ。何よりこの作者が自分でアイデアを出して書いているわけでは無いのだろう…。漫画やアニメ、流行りのタレントを使った映画でやった方が良い。
    こういう作品についていけないのは、自分が老けた証拠でもある。

  • 返却期限が迫っているので、やや慌てて読んだ。
    相変わらず、集中して読める話とやや呆けつつ読んでまう話が交錯してるんやけど(テーマはそう変わらないのに、何でやろう・・・)、ひなのちゃんはモテモテなのに、さほど鼻につかないのがすごい。

    おいしいご飯にまつわる某というよりは、わりとマジメな企業小説(お仕事ではなく、商事という会社がメインで)に、おいしいお店もチョイチョイ入れるっちゅう具合。
    またそのお店が東京ばかりなので、地方在住の身としては
    「ふーん」
    と、なってしまうのも、前述のとおり。

    ほんまに、こんな店、あるんや~、ちゅうような。
    ちゅうか、ぶっちゃけおいくらまんえんですのんみたいな。笑

    おいしそうやし、珍しいけれども、そのぶんお値段が張ってるなら
    「そりゃ、お値段張ってるんやったらいい物食べさせてもらわなナァ」
    と、なってしまう関西人ですので、お値段が気になるところ。

    しかし、肉のお寿司のお店とかすごいし、アボカド専門店とか・・・!
    ははあ、なんちゅうか、都会の人はすごいものを食べはるなあ。笑

    しかし誕生石のショコラは見てみたいなあ。おしゃれすぎる!!


    とんがったところはないし、登場人物に悪人もいない。
    会話も面白いし、ひなちゃんの可愛らしさは嫌味でないし、地文もさらさらっと読めて、楽しいです。

    基本、「人を励ます」と、いうのがミッションなので、読んでいて前向きにはなれるのかも。
    素敵な結果が出せる人が、魅力的でないわけがない、と、いうのが、今回一番ずしっときた。

    とにかく自己評価が低すぎる私やけど、もっともっと、「自分の好きなところ」を、自分で自覚して、それを武器にかえていかないとあかんなあ。

    たとえ良いものを持っていても、自分でそれを自覚して、認識して、意識していなければ、それは持ってないのと同じ、と、どこかで読んで、
    「ああ、そうかも」
    と、思ったのだけど、こうやってみてたら、みんないいところも悪いところもあるんやから、悪いところばかり挙げてゲンナリするよりも、自分にできることを
    「これができる」
    と、堂々と言えるほうが、自分も周囲もポジティブなものを寄せそうやな、と。

    ポジティブ、大事やね~。

    そういう具合に、さらさら~っと読みました。(*´з`)
    ノーリスクノーリターンで、面白い本でした。

    (2017.06.14)

  • 大手会社で「浪費ばかりのお荷物部署」と言われながらも、社員の悩みを解決するために奔走するグルメ課の第二弾。
    第一弾は、まだ読んでないです。

    まぁまぁ面白かったですけど、刊行時期が決まっていたせいか第五章と終章では誤字が目立ちます。名前が入れ替わっていたり、役職がちがっていたり。
    それに、敵をわかりやすくするためなんだろうけど、私利私欲のために会社の一大イベントを台無しにさせようとする人が役員だったり、一社員を新卒社員の前で恥をかかせたり。。。もし、私がその新卒だったらパワハラが公然と行われている会社だ、マズイ、って判断するけど。
    物語の中で紹介されているお店は、どこも美味しそう。
    行ってみたいと思うところも多かったです。

  • ある総合商社のお荷物部署。毎夜経費で飲み食いを繰り返すという噂から、人は彼らを「グルメ課」と呼ぶ…。しかしその実態は、悩める社員を食事に誘い、個性的なメニューでもてなして仕事のヒントを与えるという特殊な課だった!食欲の秋―。にぎやかなグルメ課メンバーが丁寧な仕事でトラブルを“料理”する。鯛茶漬け、肉寿司、水牛モッツァレラのラザニア…etc。実在の飲食店と本物の料理が、秋の夜長をやさしく彩る、新感覚グルメ小説第2弾が登場

  • 鯛茶漬け、アボカド、モッツァレラのラザニア食べたい。肉はいいや。本編無視…。

  • 2作目
    京月さん登場
    グルメ課の仕事のリアリティに関しては前作同様
    でもストーリーの構成として序盤に出ていたものが後の伏線となっている点はよい

    それにしても副社長は腹黒いなぁ
    自社の利益を何と思っているんだろ?
    まぁ、そんな輩がいるこのの意味もあるんだろうけどね

  • 色んなものを積み重ねて、
    みんなに認めてもらえてこそ・・・。
    地道にこつこつと・・・。

  • とある総合商社のお荷物部署グループリソースメンテナンス課、通称グルメ課が活躍する第2弾。
    今回は内部監査からある人物が派遣されてきてまた一波乱の予感!?

    安定している、というか味がある物語ですね。
    このくらいのノリで、このくらいの軽さがラノベには必要です。
    っていうかラノベにこれ以上のものを求めている人が多いのがレビューを読んでいてビックリ。

    いくつかの出来事が最後にまとまっていく手法は好きだし、長い間じっくり続いて欲しいな。

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