ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャット (電撃文庫)
- KADOKAWA (2009年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048681971
作品紹介・あらすじ
自由ってなんだろうな?なんでも自分の思うように生きることかな。でもその思っていることが他人の受け売りに過ぎなかったら、そいつは自由な意志って言えるのかな。おれたちが思ってる正しいことって、本当はどれくらい意味がある?…あいまいでよくわからない。人生の意味をはっきり決められるヤツがいるとしたら、そいつは噂の死神ぐらいしかいないんじゃないんだろうか-とある平凡な町を舞台に、統和機構最強のフォルテッシモと、無敵の能力スキャッターブレインが激突する。普通の中学の学園祭を背景に、少女たちと少年が化け猫が歩く奇妙な風景を求めてさまよう。ふたつの相容れない事象が交錯するとき、ブギーポップが指し示す事実とは…。
感想・レビュー・書評
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初期のブギーポップシリーズのような印象。ブギーポップってこういう話だったよね。ちょっと不気味で、ちょっと悲しい。なつかしくなった。
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「ブギーポップ」シリーズの第16弾です。
統和機構の合成人間であるセロニアス・モンキーが、奇妙な出来事に巻き込まれたことを記した日記をのこしてゆくえをくらませます。フォルテッシモは、セロニアス・モンキーが「スキャッターブレイン」と呼んでいた敵に遭遇していたことを知り、その正体をさぐります。
一方、輪堂進(りんどう・すすむ)の周辺に、「ぶぎい」と鳴くネコがときおり彼の前にすがたを見せます。しかもほかの人びとは、そのネコの存在に気がつかないようで、しだいに彼はネコのことが気になりはじめます。そんな彼の前に、転校生の無子規憐(むしき・れん)が現われます。進の幼なじみの真駒以緒(まこま・いお)は、憐が進に接近することに焦り出し、ブギーポップのうわさの真相をさぐろうとする憐と行動をともにすることになります。
進を中心にヒロインたちがわちゃわちゃしている雰囲気から、思いもかけない方向にストーリーが転がっていって、驚かされました。 -
登場人物が多い。
フォルテッシモ復活の儀でHUNTER×HUNTERでザクロが「自分で自分を切るの結構勇気いるんだ」って言ってたの思い出した。普通こうだよね。まあフォルテッシモは普通で無いのが売りなんだろうけど。 -
最初の方のブギーポップの戻ったイメージ?
もうこれ以上風呂敷を広げずに、本編でもどんどん畳んでいってほしいというのが正直な所。 -
ブギーポップシリーズは最初から読んでいるので、つらつらと読むがよくここまで引き出しがあると感心する。そのくせ、日常系世界の危機で、物語が我々が目にする街の中で収まっている。オチについてはうーんだけど、なんか納得する。そんな話。
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まあ、こんなものかな。設定がイメージしにくく今ひとつ面白味に欠けた。
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だんだんこの作家が面白いと思わなくなってきている。
このシリーズがかな? -
久しぶりのブギーポップ☆
読んだと思ったのに読んでなかったのかな?
内容ははじめて読んだように楽しめました。
う~ん相変わらず人を食ったようなお話…
フォルテッシモとブギーポップが出てきたのは良かったなぁ~
あ、末真さんも。
しばらくブギーポップ読みます -
面白かった気がするけど、1時間くらいで読破してしまったので正直内容がしっかりと頭に入っていない。
憶えているのは、ぶぎいとなく猫がいること。
なぜかその猫はブギーポップっぽい格好をしていること。
なんでブギーポップっぽいかっこをしていたんだ?
そしてあの猫は何だったんだ?
よくわからないので、もう一回読み直した方がいいかもしれない。 -
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