天使の3P!×4 (電撃文庫)

著者 : 蒼山サグ

• KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年10月10日発売)

作品紹介・あらすじ

小学生たちと過ごす夏休みは終わらない！　島から来た女の子とのデート疑惑により、三人とも強要される響。まずは自由研究の課題探しも兼ねて潤とデートするのだが――!?

感想・レビュー・書評

[ざき★やまさんの感想 · 2014年10月21日]

相変わらずワンパターンというか、展開が読めるというか…。作者の書く内容とイラストはうまくあっていると思う。が、物語として面白いかといわれると疑問符が付く。
やや抽象的だが、物語に引き込まれる感じがしない。また人物描写も似たようなもののため、誰がだれだか分からないのだ。もっとも私の記憶力がないためかもしれないが。

[いりあさんの感想 · 2014年10月19日]

紳士御用達作家、蒼山サグの"天使の3P"の第4巻です。前巻のファンタジーなノリは封印され、通常営業です。開始早々飛ばしています。もう、響は後戻りできない所まで来ているような気がします。そして、本巻では前巻で登場した新キャラたちが大暴れしています。潤たちのライバルとして定着するのかな。ところで、中盤の作曲の仕方は評価が難しいですね。あれを省いてしまうといきなり曲が完成してしまうし、きちんと書こうとすると解説本みたいに味気なくなるし、これからの課題のような気がしました。お姉さんキャラの桜花にも希望があるのか?

[Ｐ太さんの感想 · 2021年7月13日]

blog(2014-10-13)から転記

今回はまたまた勝負モノの展開。
モチベーションの見せ方という意味ではわかりやすくはあるんだけれど、ややマンネリ感があるのは否めない。
そんな中で曲作りの説明というラノベ文章で表現するには難しいであろう展開が差し込まれているのには少々驚いた。
小学生に向けて説明しているという体なので、割と噛み砕かれた説明で「ほほー」と興味深く読みました。
今後にも関わってくるんだろうと思いますが、作品テーマに沿った騙りでの目新しい要素に惹かれます。
今後が今まで以上に楽しみになってきました。

[中山バスターさんの感想 · 2015年3月23日]

「ロウきゅーぶ」の蒼山サグが綴る一生懸命奏でるロリとポップな問題作（笑）の第4弾
今回は島で出会った少女2人を加えて、夏休みの自由研究で音楽を制作することに！

もうキツイわ(笑)
今回も後半に音楽の話題があったけど、基本はロリ、サグワールドと言い換えた方がいいか(笑)
1巻の完成度が高かったんでこうなってしまうともう無理。
なんとか改善してくれないかなと思ってここまで読んできたけど、ここまでですね。

著者プロフィール

秋田県出身。『ロウきゅーぶ！』（電撃文庫）にて第15回電撃小説大賞《銀賞》を受賞し、デビュー。同作のほか、『天使の３Ｐ（スリーピース）！』（電撃文庫）や『ステージ・オブ・ザ・グラウンド』（電撃文庫）を執筆。『ロウきゅーぶ！』『天使の３Ｐ（スリーピース）！』はアニメ化もされ、人気を博している。その他にも、ブラウザゲーム『SIX SICKS』（II V）や『My sweet ウマドンナ』（JRA）などのゲームシナリオも手掛ける。

「2021年 『魔空士の翼 SkyMagica』 で使われていた紹介文から引用しています。」