- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048707459
作品紹介・あらすじ
国家解体後、連邦制が導入された日本。犯罪者と異国人で溢れる関東州スピアシティでは、クリスマスの喧騒の裏で国を揺るがす2つの事件が起こっていた…。1つ。没落日本が再起を懸ける式典で、英国女王に献上する国宝「肺魚」の盗難。2つ。州を牛耳る2大マフィアが、同盟の契りとして政略結婚させるはずの娘「スーシャン」の誘拐。ともに事件解決へのタイムリミットは、聖なる夜が明けるまでのわずか24時間。そこに首を突っ込んでしまったのは、ハッカーなお嬢様と元マフィアの少年、暴力治安官、キザ探偵、不良シスターetc…そんな悪い人たちの長くて騒々しい1日を描いたブラックコメディ群像劇。
感想・レビュー・書評
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スピアシティ物の1作目。
多民族が蠢く街で起きた二つの事件を巡るドタバタ群衆劇。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同日、非常に困った事件が起こり
それに関連する人達が、右往左往。
事件がふたつあるので、それ故に
ものすごく人が多い。
まったく把握できないキャラではないので
どうにかはなるものの、これほどまでに多いと
だんだん飽きてきて…。
ふたつの事件がどう関係していくのか
どう繋がっていくのか。
思って読んでいましたが、まったくもって…。
両方に首を突っ込んでいる人もいれば
片方だけの人も。
そのせいで、さらに人が多い気がします。
最後には集合(?)してましたけど。
首を突っ込む原因になったマフィア友人。
ものすごく軽く取り扱われて終了、です。 -
ジャケ買い。むっちゃ登場人物いるなと思ったら案の定群集劇だった。バッカーノ振りの群集劇らしい群集劇だったなぁ。おもしろい。ただ、やたらあっさり人が死ぬ。意味なく身近な人物が死ぬ。死んだ人物への感傷なく話がとんとん進んでくなぁとは思った。テンポはよかった。
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悪くはないんだけど
あと少し…という感じ。
最初キャラを覚えられるか
心配だったけど
そこは割と大丈夫だった。
群像劇、嫌いじゃないかも。 -
序盤から群像劇で2つの事件を交互に追いつつ話が展開していくが、割と読みやすかった。
ストーリーも真相が二転三転して面白い。
ちらほらと誤字脱字があったが、それが逆に文章にリズムを与えていたようにも思う。 -
ドタバタのクライム&コメディ。
ライトノベル特有の個性キャラを出しながら、伊坂幸太郎のような複数の物語を結びつけていくスピーディーなものを目指したように思えるけど、成功していないかな。
もっとキャラを絞っていけば面白くなったかも。 -
絵に騙されずに読んでほしい、本格的ドタバタ群像劇。成田良悟が好きな人にはオススメ。ただ、面白いけれど、もう一押しが足りない。
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話は良いがキャラが薄い。
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読みづらさだけが印象に残った。