B面の夏

著者 :
  • KADOKAWA
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048714631

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前に黛まどかさんの俳句を紹介するサイトがあって、大好きでよく見に行っていました。
    一つ一つの句に、彼女による解説がついていて、それも非常によかったです。

    それを期待して借りてみたのですが、解説部分は広い余白になっていました。
    私にとっては、俳句だけでは物足りないのです…。

  • 平成生まれの私にとって、黛さんの句はドラマのワンシーンのように眩しい。

    恋に落ちた人の、眼差しが痛い。恋愛における酸いも甘いもを浸けた果実酒のような景色一つ一つが季節の言葉によって彩られる。

    見たことがない時代、場所の景色なのに一句一句なぞるごとに、明確に、恋の始まりと終わりを感じることができる一冊。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

俳人。神奈川県生まれ。1994年、「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞。2002年、句集『京都の恋』で第2回山本健吉文学賞。2010年4月より1年間文化庁「文化交流使」として欧州で活動。スペインサンティアゴ巡礼道、韓国プサン~ソウル、四国遍路など踏破。2021年より京都×俳句プロジェクト「世界オンライン句会」を主宰。著書に、句集『B面の夏』『忘れ貝』『てっぺんの星』、紀行集『奇跡の四国遍路』、随筆『暮らしの中の二十四節気』など多数。

「2022年 『句集 北落師門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黛まどかの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×