- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048726153
感想・レビュー・書評
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う~ん、感動しました。落涙ポイント満載の小説、素敵です。
こんなふうに愛し、愛されたいと思っていた形そのもの。
これがわかる方と語り合いたい気分。 (2011年7月13日)
再読、やっぱりいい! (2012年6月6日) -
ああ~~~~~~~~”女~~~”って感じ…そうそう、そうだったよ…。
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2冊目の読書ノート 1993/9/5~2005/4/30に記載。
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愛って何?そんな本。
女性と男性の視点が交互に描かれながら、二人が恋に落ち、結婚するまで、を描く。
お互いはお互いの一部であるという事が愛なのだ、というメッセージ。 -
I belong to you.
この言葉がとっても好き。
あなたに属している。片手がいつもつながっている。
なんて素敵な関係なんだろう。
自分の両手で何かをしてあげるのではなく、相手の両手で何かしてもらうのではなく。片手同士がつながっている関係。
お互いがお互いを愛していて。どちらとも、全然押し付けてなんかなくて。自分が愛したいから愛している。このスタンスが、お互いに見返りを求めないところが、素敵だなと。
ココとルーファスがお互いに飽きずに、ずっと新鮮な気持ちでいられるのは、お互いがお互いを磨くことを忘れないからだ。常に変化し続けられる二人。大切なものを大切にしている。大切なものを大切にするために、いらないものを捨てていく。本当に大切なものを抱えて生きていく。大切なものを大切にするために、自分を磨くことを怠らない。それも、自分が相手を喜ばせたいから、愛したいから、磨くのである。
自分のことよりも大切に想えるひとに出逢えることは本当に幸せな事だと思う。わたしは、ココとルーファスが当たり前のことを当たり前と思わないところが好き。感謝する心を忘れていない。出逢わせてくれてありがとう。食器を洗ってくれてありがとう。屋根の修理をしてくれてありがとう。求めるんじゃなくて、与えようとする二人が素敵。
余裕がなくなるとついついしてもらっていることに感謝する心を忘れてしまう。当たり前になってしまう。相手が自分に与えてくれていることなんて、当たり前じゃないのに。たくさんのこと、してもらっているのに。足りない足りないと言って、求めてしまう。気をつけたいなって思った。感謝のきもち。 -
とにかく、濃い。
愛するということがぐっと詰まっている本。
やっぱり、山田詠美さんの本には恋愛観を変えられたり、確認させられたりする。
濃厚で、読んだあとすこし疲れてしまうくらいだけれど、愛することについていろいろ考えさせてくれてためになった。 -
夫婦がそれぞれの視点から交互に過去を振り返って語り合うような構成。共感できる点が多く、頷きながら、ニヤニヤしながら一気に読了。
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こんなふうにだれかをあいすることができるなら...