岩だらけの懐かしい星

  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048730037

感想・レビュー・書評

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  • 祖母は、明治時代にペルーに渡った移民だった。その祖母の足跡をたどる。
    1か月以上の船底での旅、そしてペルーでもたくましく生きる明治、大正の人たち。相当タフ!
    日本人て、意外とガッツがあったんだ~。
    そして、わりと奔放(^^♪
    いいね~!!

  • おばあさんに対する著者の想像の翼。そして、時空を超えて人生を駆け抜けるおばあさん自身の追憶の翼。ふたつの翼があいまって、遠くペルーの地の原風景を描き出す。いとうせいこうをしてここまでペルーに執着させたエネルギーの源は、人が己の人生を懸けて海を渡った歴史への感動そのものだったように思う。
    ただ、小説としてはひどくつまらない。細かくてめんどくさい。著者の好奇心とは裏腹に、読者としておばあさんにまったく興味が持てない。我慢してやっと読み終わった印象。

  • いとうせいこうの読み物で一番好きなのはコレ。かつてはかなり新鮮だったが、また読み直したい一冊

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著者プロフィール

1961年生まれ。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・テレビ・舞台など、様々な分野で活躍。1988年、小説『ノーライフキング』(河出文庫)で作家デビュー。『ボタニカル・ライフ―植物生活―』(新潮文庫)で第15回講談社エッセイ賞受賞。『想像ラジオ』(河出文庫)で第35回野間文芸新人賞を受賞。近著に『「国境なき医師団」になろう!』(講談社現代新書)など。

「2020年 『ど忘れ書道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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