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- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737289
感想・レビュー・書評
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本能寺の変の前後にしぼって、信長の小姓であり、明智光秀の娘婿である細川与一郎について、描かれています。
本能寺の変はいろいろな説がありますが、この本では基本的に朝廷陰謀説を採っています。が、それだけでなく、その背景にはポルトガルやイスパニアなどの大航海時代の争いなども絡んできて、非常に面白くできています。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_f3da.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『この世に顕れるのは真実の一面に過ぎぬ』当時の世界情勢と本能寺の変と朝廷と渦巻く密謀。途方もないモノを前にして与一郎の大きな喪失感がやるせないです。仙千代がやはりお花。そして密謀の中、ここでも官兵衛がー。
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これを「答え」とは言いません。
言いませんが「答え」に限りなく近い本能寺だと思います。
これだけの材料、世界情勢、朝廷の動きをよくまとめられたものだと、感動しました。
最近の本能寺の謎に迫る系のテレビ全般がすごく面白くない…(笑)