- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048740401
感想・レビュー・書評
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中学生パパの奮闘記。
この年で子持ちって、大変だなぁ。中学生でも子供が作れちゃうんだと思うとムーン。。な気分。
ほのぼのとした雰囲気が重さを感じさせないけど、事実は重いなぁ。 -
2011/09/08 力の入り過ぎない、でもたまにずんと沁みる文章。一文の長さと読点の位置、漢字とかなの使い分けがちょうど合うみたい。
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シズの「子供と一緒にいたい、離れたくない」っていうまっすぐな想いは眩しいくらい。でも、これはありえない話なの??いい年して身勝手な親、しっかりせざるを得ない子供、自分のことしか考えられない女。リアルにある話だ。こんなにうまく事は運ばないだろうけど。
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ラストご都合主義に終わるかと予想してたけどそうならなかったのが良かった。
赤ちゃんの泣き声、凝り過ぎて読みづらいからなくても良いのに。 -
中学生パパの危なっかしいけど、愛情あふれる子育てっぷりに心が温まります。対照的な無責任ママにムカつくけど、それも受け入れちゃってる主人公が大人より大人。
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読みやすい
若いのにとってもしっかりした「とうさま」です
子供にこれだけ愛情が注げるなんて
14歳と言えども立派に彼は父親です -
世の中には色々な形の家族がある。こうでなければという決まりはないはずだ。そして、そこに暮らす人達の幸せも一様ではない。この作品の主人公は、両親の身勝手さに振り回され決して恵まれた環境にあるとは言えないにも関わらず、強く逞しく生きている。何故なら中学生にして、父親でもあるからだ。世間の常識や倫理とは別に、純粋に子どもを愛しいと思う気持ちが随所に描かれる。読み進める程にどんどん切なさが増してしまう。先の事を考えれば不安や悩みの方が大きい筈。しかし、子どもといる時間を何よりも大切にする彼はとても幸せに思える。父親としての人生はまだ始まったばかりだけれど、これから後の親子がどう成長していくのか、是非続編を読んでみたい。