カルテット1 渋谷デッドエンド

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048741095

感想・レビュー・書評

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  • ドラックの話。
    個人主義な若者たちがチームとなって裏社会に立ち向かう。
    仲間の良さ。
    アニメにしたら面白そうなお話でした。

  • 本の薄さと装丁のイラストでまず驚き、本の見た目と物語のメインに若者が据えられていることなどから読み手を若い人向けに設定しているのかなと思いましたが、物語自体は大沢氏らしい麻薬と犯罪と格闘がぷんぷんの作品で面白く、この文章量で簡潔にきっちりと物語をまとめていたのは流石だなと思いました。
    ただやはりこの量では物足りないです。

  • 家族を皆殺しにされて怒りの中にいるタケル、リンの用心棒ホウ(アツシ)、塚本を破滅させようとしているカスミ、そして警察のクチナワのチーム結成まで。

  • テレビ化で一気に4巻が連続発売は良いけど、1冊ずつが薄いなぁ。まぁ初巻は顔合わせの事件という事で、次の巻からのそれぞれの人物の活躍と掘り起こしに期待しよう。

  • タケル、カスミ、ホウの3人が、警視庁の異端者クチナワの密命を受け、活躍するシリーズ。1巻目は、とりあえず自己紹介的な感じかな。
    若い人に読んでもらうべく、イラストを入れたり、薄くしたりしているらしいけれど、従来のファンが読んでも充分楽しめる内容だと思った。

  • 大沢在昌が、こんな軽妙なものを書くんだ!新宿鮫のような重厚さはないし、登場人物がなんてったって若い。
    それぞれの暗い部分が気になる。シリーズだから、それはこれから。

    石田衣良のIWGPをもっとハードにしたような印象の大沢ワールド。

  • 家族を何者かに惨殺されたタケル。中国残留孤児三世のホウ。謎の国際組織を率いる男を父に持つカスミ。三人に最初の指令が下る。


    なんとっ!!!
    角川書店の「無料読者モニター」なるものに応募したら、
    見事★当選★しちゃいました。

    ただし、校正刷りのコピーを製本したもので、
    全4巻のうち1・2巻のみ。

    それでもうれしい♪

    市場に出る前のため、どうやら内容関しては、第三者へ漏らしてはいけないとの注意書きがあった。

    年明けにはドラマ化も決定済みの本作、
    なかなか面白い。

    2巻が楽しみだ。


    詳しい感想は解禁後に・・・

    《2010年12月1日 読了》

  • カルテット。4人組。クチナワ、カスミ、タケル、アツシ。アクを退治する為に活動するタケル。リンの助けになる為に動くアツシ。目的は同じだが、統制が取れていない中で、向かう先とは。

  • 電車の中で読むにはちょうどよい気楽な読み物

  • それぞれに過去を持つ4人が犯罪に立ち向かう。
    今回は顔見せという感じ。
    ライトノベルぽく、これはこれで面白かったが、次回作に期待。
    (図書館)

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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