- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048865661
感想・レビュー・書評
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まんま鳴海とアリスじゃねえかと突っ込みつつもなんだかんだできっちり面白かったです、特に世代をいや時代を超えた友情で締めるラストがまたいいんだなあこれが。
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高校生の夏休み、悪魔メフィストフェレスによって文豪ゲーテになてしまった主人公は現在日本に帰る方法を探し求めているうちにある音楽家に出会う。
そこで繰り広げる魔術と音楽のファンタジー。
杉井さんメルさんの神メモのコンビだったんで速効で購入したけど、序盤でこの物語を見失った。
せめてヒロインが出てくるまでと思い読んだんですが、そのヒロインが神メモのアリスと完全にダブってしまいなんか萎えてきた。
200年前の欧州の音楽文化に疎い人間にとってはちょっときついかも。
あと個人的なことだけど、このラノベの前に、史実の人間に現代の人間がなってしまう「織田信奈の野望」を読んだのもなんかタイミングが悪かったかなぁ~。 -
ゲーテとして19世紀のウィーンに転生した現代の高校生ユキとベートーヴェンとして存在する少女の話。好きな設定だと食いつきました。
19世紀ではあるけれど、歴史とチョイチョイ違い、写真や電話が実在していたり、みんなの容姿が歴史上の肖像画とかと違っていたり、だけど、生み出される音楽やそれに伴うエピソードや
時事は歴史にそうもので、面白いです。
特に、出てくる音楽家達をツイツイ確認してしまいました。ハイドンやサリエリ、ベートーヴェンにモーツァルトちゃんと聞きたくなりましたっ! -
ライトノベル?と思ってしまうぐらいに重厚な物語。それでいて知識のない人間にも読みやすく、19世紀への興味をそそらせる文章はさすがとしか言いようがない。最後のフレディの手紙は感涙もの。
設定の時点で結末が最初から用意されているようなもので、続刊が出なくてもまったく違和感はない。けど、どうしても続きが読みたいと思わせる、そんな魅力を持った作品。 -
僕の欲望が僕の力だ。
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杉井さんとメルてんてーのコンビということですぐ購入。
杉井さんの発想力はほんとすごいわぁ…
世界観とか、人物とか…
ルゥがアリスと微妙にかぶるのだけど、そういうヒロインが動かしやすいのだろうか。
なんだかこの1冊で話は一旦落ち着いたように思えるけど、続編が出たら絶対買います!そういう期待を込めて星4つ。