ミニッツ (2) ~神の幸運、天使の不運~ (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 134
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048866989

作品紹介・あらすじ

『相手の心を読む』ミニッツ能力者・相上櫻の前に難敵が現れた。『常に勝負に勝つ』という神のような少年・守垣内明芳。彼に理解不能の敗北を喫してしまった櫻は、学園でも『ドジっ娘天使』として人気の守垣内芽明-明芳の妹と共闘関係を結ぶという奇策にでる。彼女は兄の傲慢な振る舞いを戒めるべく、櫻に兄を負かしてほしいと懇願してきたのだった。創作遊戯研究会メンバーも巻き込み、櫻と明芳はゲーム『ワルツの十四番』で対決する。運命を従える『神』と、心を読む『策士』。白熱の心理戦の行方は-。トリックとロジックが交差する学園騙し合いラブストーリー、再び。

感想・レビュー・書評

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  • 新キャラ登場。50デニールのスパッツとは…?いやそんなことはどうでもいい。
    ミニッツ保持者の共通点が判明、するが謎は深まる…。
    オリジナルゲームはこれ毎回なにかしら出てくる感じなのかな?ワンゲームが長くて複雑なゲームはよっぽどわかりやすくないと表現が難しいな、と思った。
    ところで私はアザミちゃん派ですが茉莉もいいよね。だって…エロいじゃん?
    琴宮姉妹は完全に百合枠になってるな…。彼方好きだ。「執着」にこだわる辺りがとても好きです。
    よもぎちゃんと陣内のペアもいい。
    しかし依子ちゃんが気になる。

  • 普段の生活態度でポイントが稼げる学校で、人の心を読む能力「ミニッツ」を持つ主人公。
    その能力を使ってポイントを稼ぎながら学校生活を送るラノベの第2弾。
    今回はそんな主人公の前に「常に勝負に勝つ少年」が現れた。

    1巻はミニッツ能力を廻る主人公のあれこれが面白かったけど、今回はその能力がシナリオになくてもいいんじゃないと思ってしまいました。
    ゲームも前回より若干複雑なものになったので解説が多くてなんか読んでいて疲れた。
    それとキャラが多くなってもキャラがあんまり立っていないのでその辺がしっかりしないと今後は厳しそう。

  • ゲームに関しては面白かったかなぁ…。
    でも、ちょっと不可解というか、納得のいかない点も少々。それを突き詰めるとゲームの面白味が薄れるというかなんで?ってなるというか。

    今回人間模様はキャラがぐっと増えたこともあり一層ごちゃごちゃしてきましたね…けどうまく描かれてて整理しやすいです。もはや茉莉先輩の役所って謎やら人間関係の整理係よね?笑

    気になる点があるとしたら、地の文。~と櫻は思った。みたいな表現多すぎ。

  • 新キャラがみんないい感じ!
    ゲームも相変わらずシンプルだからこそ奥が深くてやってみたい!

  • おもしろいんだけど、なんだか詰め込み過ぎな気がする。妙に読み疲れた

  • 後半のゲームが、カイジばりの心理戦で面白かった。てか最後のイカサマはEカー(ry
    一巻ではこの心理戦がなかったから、なんだかなあ、だったけど、今後もこの路線を貫いてくれるならちょっと期待したい。
    みんな初見でゲームの裏の裏まで理解しすぎてて、なんだか自分がものすごくバカなんじゃないかと錯覚しそうになったけど。

  • 受賞作にありがちな1巻目のみであとは失速ってパターンでは無く楽しめました。今回はトランプを使った数字系のゲームが話の中心ですが、コレがちょっとテンポを崩してる感じでしたね。私が数字が苦手なだけかもしれませんが、電車で読むには面倒に感じました。あと1巻でも気になったのですが妙な歌詞の歌描写はいらないかな、と。鼻唄程度の描写でいいんじゃないかと。

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著者プロフィール

1981年大分県生まれ。2012年、第18回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞した『ミニッツ ~一分間の絶対時間~』(電撃文庫)でデビュー。初の一般文芸作品『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』(ともにハヤカワ文庫JA)を同時刊行して、大きなヒット作となる。ほかに『ラテラル ~水平思考推理の天使~』(電撃文庫)、『正解するマド』(ハヤカワ文庫JA)など、トリッキーなアイデアを武器とした作品を得意とする。

「2021年 『アイの歌声を聴かせて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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