エスケヱプ・スピヰド 参 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.89
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本棚登録 : 195
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048912082

作品紹介・あらすじ

量産型鬼虫たちが狙う第三皇女のクローン鴇子の記憶。それは、鬼虫の要を成す金属"星鉄"の存在だった。九曜たちが手にすれば、今は亡き鬼虫シリーズを復活させられるかもしれない。だが、量産型鬼虫たちが手にすれば、彼らの力は鬼虫と並ぶ。待ち受ける先にあるのは、光か闇か-。二つの側面を併せ持つ金属"星鉄"を巡り、新たな戦いが加速し始める。その頃尽天の町では、"蜂"と"蜻蛉"の機体、そして九曜の師であり好敵手である竜胆の体が、海から引き上げられようとしていた-。

感想・レビュー・書評

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  • 安易にエログロ萌えで釣らない直球なバトルものを貫いているのは
    たいへん結構だが
    1巻で完結しとかなかった無理を覆うほどの構成力はない
    2巻はまだ頑張っていたが
    だんだんヒロインズの居場所がなくなってきたもよう
    今後に期待

  • 第3巻。敵の首魁と思しき人物が登場し、少し話が進んだといったところ。虫をモチーフにした兵器が多く登場するけれど、主人公でなく、敵側が甲虫類を象っているのは珍しい気がする。

  • 今回はバトル多め。
    タキオンを少し使えるようになったり、と九曜も少しずつ成長してる。
    蜂が奪われてしまったけど、蜂に乗って戦うことはもうないんだろうか。

    敵にも鬼虫と同じく、特別攻撃術が使えるキャラが出てきて、続きが気になる!

  • 3
    今回戦闘のときヒロインは留守番だった。
    足手まといになるよりも良いことだが、空気だった。

    あとがきに宣伝してあった短編(電撃文庫MAGAZINE29) は九曜が蜂となる前日の話。
    九曜は出てこないが、他の虫たちが登場。

  • 近々4巻が出るとのことで積んでたのを消費。いやーやっぱり面白いな!

  • これはもしかして竜胆と再びバトルする展開か

  • 帝都にやって来た菘、鬼虫が持つ星鉄、星鉄を求めて旅立つ九曜、帝都に移送される《蜂》と《蜻蛉》。そして襲い来る新型鬼虫。ますます活躍する巴と剣菱がに痺れる。あと機械なのに菊丸格好良すぎ。過去の鬼虫たちもちらりちらりと登場し、ますます気になる。

  • 半ば予測しながらもまさかの展開!
    (奪われフラグ立てすぎw)
    あと、敵つええ!オリジナルよりつえええ!
    『蜂』の復活はあるのか?ないのか?なんかないかも?

  • 最近のライトノベルに慣れすぎたせいか、ちょっと読みづらかった。
    内容も、敵の重鎮が出てきたりで盛り上がり面白かったことは面白かったんだけど…前巻の方が良かったかな。

  • 今回も変わらずレトロでかつ先端メカバリバリ・バトルバリバリの濃い内容で面白かった.特に力が入っているバトルシーン,とにかく鬼虫シリーズの強さが語られてきたので,それと見合う敵をどうやって創っていくか,という点が心配だったけど杞憂だった.主人公九曜に関しては,物理的に全盛期の強さを示せないという制約は2巻と被っているけど,カーチェイスや菊丸,他の鬼虫メンバーのバトルでカバー.いろんなバトルシーンを同時進行させる構成もアツい.あと甲虫シリーズの日足の切り札に唖然.最後の最後までどっちが勝つか分からないバトルというのは久しぶりに読んだ気がする.
    ストーリー展開については,バトル多めな分本編がポンポン進むけど,個人的には良いバランスだと思う.また他のキャラが活躍している分主人公とヒロインのシーンが少ないけど,世界観を深くするためには必要なことかと思う.次巻以降の九曜の活躍に期待.
    萌えシーンがほとんどないのを補うように挿絵がはじけているけど,(別にキャラ絵は好みではあるが) このシリーズでは,できればそういう挿絵ゼロの硬派路線で進んでいってもらいたい (売れないのかもしれないけど).

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著者プロフィール

『エスケヱプ・スピヰド』にて第18回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、作家デビュー。他の著作に「サムライ・オーヴァドライブ ‐桜花の殺陣‐ 」「ニアデッドNo.7」(電撃文庫)、「言鯨【イサナ】16号 」(ハヤカワ文庫JA)などがある。

「2020年 『地獄に祈れ。天に堕ちろ。2 東凶聖餐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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