不思議絵師 蓮十<二> 江戸異聞譚 (メディアワークス文庫 か 4-2)
- アスキー・メディアワークス (2013年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048913331
作品紹介・あらすじ
今日も花のお江戸には不思議な事件があふれている。描くものに命を吹き込む不思議絵師、蓮十の周りではおかしな事ばかり。蓮十にいつもやきもきの地本問屋のお嬢さん小夜。いなせで破天荒な悪冶の歌川国芳。二人も加わり、江戸の町をいったりきたり。十軒店の雛市で、鼠除けの絵から猫股が抜けだしたって?そりゃ大変だ。実は蓮十が描いた絵で。放っておけないとばかりに、蓮十と国芳は猫股をふん捕まえようといさむのだが?江戸の情緒あふれるふしぎな浮世絵物語。
感想・レビュー・書評
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蓮十の過去に関わる人物がちらっと登場。
次回は、大きく盛り上がってくるのかな。
猫またどんの、武士っぽいキャラクターがとっても良い!
今後も登場してほしいです。
しかし、他のキャラクターにいまいち魅力が感じられないのが残念。。。
やきもちを焼くばかりで、何の特技も無い様な小夜お嬢さんには、特にがっかり。戯画の3匹とお手玉で遊ぶって、いったい何歳?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ二作目。
一作目と変わらない、絵が抜け出すことで起こる事件を解決していくというパターン。
気軽に読めます。 -
面白いけど、表紙の絵がかわいすぎてイメージ違う。
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連十の過去がちょっと出てきます。
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今日も花のお江戸には不思議な事件があふれている。描くものに命を吹き込む不思議絵師、蓮十の周りではおかしな事ばかり。蓮十にいつもやきもきの地本問屋のお嬢さん小夜。いなせで破天荒な悪冶の歌川国芳。二人も加わり、江戸の町をいったりきたり。十軒店の雛市で、鼠除けの絵から猫股が抜けだしたって?そりゃ大変だ。実は蓮十が描いた絵で。放っておけないとばかりに、蓮十と国芳は猫股をふん捕まえようといさむのだが?江戸の情緒あふれるふしぎな浮世絵物語。
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二作目。いくつかの事件を通じて、少しずつ恋愛関係も進んでいる。
2014/6/17 -
「ん、もう!蓮十の野暮天!!!」
小夜と一緒にジタバタしたくなります。
二人の恋路が気になります。
蓮さんの過去も気になります。
猫もまたどんも気になります。
「でも蓮さん!酒ばっか飲んでないで、早くたくさん絵を描いてください!
だって、蓮さんが絵を描かないと、第3巻が出ないじゃないですか!!」 -
もお〜〜〜〜二人早く付き合っちゃえYO〜〜〜っ!!!
しょっちゅうヤキモキした巻だった
蓮十のことを野暮豆腐だなんて言うけれど、
小夜ちゃんだって同じなのがまた微笑ましいなw
相変わらず生き生きと、江戸の町の様子が描かれていて楽しい
自分もいっそ蓮さんの不思議な絵の一枚になって
近くからその生活を一緒に見守っているような
そんなリアリティというか親近感でもって作品に入っていける
2巻は、
鼠避けの猫の絵の話
初物の食べ物をめぐる話
ろくろ首の話
の三本
豆腐の鍋が早く煮立つといいねぃ -
シリーズ2作目
第一話 鼠と猫
第二話 青葉若葉
第三話 ろくろ首の娘 -
シリーズ第2巻。
2巻になると、絵から飛び出てくる設定は当たり前のことになるので、話の大きな筋には、特に大きな動きはない。
でも、猫又どんが、かわゆ過ぎる。
連十と小夜の進展が、思ったより見られたのはよかった。
続きが読みたくなるシリーズだが、だらだら続かず、あと数巻でテンポよく終わるといいな。