はたらく魔王さま! 7 (電撃文庫)

著者 : 和ヶ原聡司

• アスキー・メディアワークス (2013年2月9日発売)

感想・レビュー・書評

[seisei highshool さんの感想 · 2014年8月5日]

登録番号：11045　分類番号：913.6ワ（7）
生徒リクエスト

[tomosakuさんの感想 · 2014年6月9日]

シリーズ初の短編集でしょうか。人気のある電撃作品には、インターミッション的な短編集はよくありますが、本作もそのメソッドに沿って、本編物語間を埋め、キャラクターへの造詣が深まるような内容になっています。

内容はどれもよくできているので、ファン向けの作品集として良いのでは無いのでしょうか。

[nur1202さんの感想 · 2013年11月9日]

短編集。
日常的な話ばっかりでまったりしますね。
ま、詐欺に遭う話もあるんですけど。(^^;
ちーちゃん的前日譚はとても良かった気がします。

[しゅんさんの感想 · 2013年6月27日]

現代日本ではたらく魔王と勇者の物語第７弾。
今回は短編が４編。１編ずつあらすじと雑感を。


『訪問販売』
漆原が悪徳訪問販売業者に騙された！
代金を取り返すため事務所に乗り込んだ真奥の運命は!?

自宅も守れない自宅警備員。漆原マジ使えねぇｗ
本当に厭らしいのは人間だね、って話。
５巻や６巻で明らかになった「天使も人間である」ということと併せて考えると…。
しかし、そんな窮地に追いやられた悪魔を救うのも、また人間。
とりあえず芦屋が有能すぎるｗ


『捨て猫』
帰宅した真奥が懐に抱えていたのは、銀色の捨て猫だった。
飼い主を捜す真奥達だが、銀色の猫に異変が起こり……。

新たな飼い主が見つかるまで猫を預かることになった魔王城。
そこに猫アレルギーに苦しむ人が一人。漆原マジ使えねぇｗ
銀シャリが可愛い。銀シャリと戯れるアラス・ラムスが可愛い。
ロシアンブルーはほんと品があっていいよね、将来飼いたいわ。
恵美の気遣いが素敵。


『お布団』
アラス・ラムス用の布団を買いに行くことになった真奥達。
仲良し家族といった雰囲気に恵美は頭を抱えることに。

いーやーさーれーるー。
こういうハートフルストーリーってやっぱりイイね！
しっかりとパパやってる真奥もママやってる恵美も微笑ましいわ。
魔王も勇者も子どもには適わないってね。
恵美の苦悩も、本人からしたらアイデンティティに関る重大なものだろうけど、ニヤニヤが止まらない。
一番好きなエピソード。


『はたらく女子高生』
マグロナルドでバイトを始めた千穂は、新人時代の真奥と出会う。
まだ普通の女子高生だった頃の千穂のお話。

ちーちゃんはほんとしっかりしているなぁ。
自分が高校生の頃は、毎日の授業や部活に追われて、将来のこととか社会経験とか考えることはまったくなかったよ。
バイトを始めてからも、わからないことは自分から聞き、失敗したら反省して次に活かす。
まさに理想的な部下である。
そんなしっかりしているちーちゃんが、尊敬できる仕事ぶりを発揮している真奥に惹かれるのは当然のことなのかな。
学校の友人たちも、等身大でいいキャラだった。


エンテ・イスラ絡みのドタバタがなくても、真奥や恵美たちの日常を見ているだけで充分楽しいということを再確認。
また本編が落ち着いたらこういった短編集を出してほしいな。

[Ｐ太さんの感想 · 2013年6月25日]

短篇集。
4作収録されていますが、個人的には猫の話が好きですね。
猫そのものも好きですが、にゃんこと戯れる鈴乃がたまらなく可愛い。そしてステキ ネーミングセンスｗ
前日譚になるちーちゃんのアルバイトはじめて物語も好き。悩める青少年という展開が良かった。木崎さんはやっぱり素敵な大人だなぁ。
他の2作も見所があって満足です。

[abuabu0さんの感想 · 2013年6月15日]

予想外の短編集。本編を期待して読み始めただけに期待はずれな感じ、勝手に期待した方が悪いと言えば悪いのですが電撃文庫の他作品は短編集とわかる表記をしてるので気になりました。
肝心の内容は悪くないです、平常運転。

[つんじ→さんの感想 · 2013年6月11日]

はたらく魔王さま！SSです。
本編より読みやすいです。
あとアラス・ラムスかわいい。

[sokabookさんの感想 · 2013年6月1日]

　短篇集。漆原が訪問販売の詐欺に引っかかってしまうはなしと、魔王さまが捨て猫を拾うはなしと、魔王さまと勇者が娘の布団を買いにお出かけするはなしと、ちーちゃんがバイトを始めるきっかけのはなし。

[esoragoto113さんの感想 · 2013年4月27日]

ちーちゃんの話が妙に現実感があってうんうん唸ってた

[スミーさんの感想 · 2013年3月25日]

短編集ですが、うまくまとまってます。
いままで空白だった期間を埋めるようなストーリーですね。
しかしまぁ、アニメ化するとは思わなかったなぁ。

猫と戯れる鈴乃がかわいい。

著者プロフィール

第17回電撃小説大賞《銀賞》を受賞。『はたらく魔王さま！』で2011年に電撃文庫よりデビュー。他の著作に『勇者のセガレ』『ディエゴの巨神』(ともに電撃文庫)がある。

「2022年 『はたらく魔王さま！　おかわり!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」