FORTHシリーズ 連射王<上> (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 140
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (530ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048914123

作品紹介・あらすじ

「俺、何かに対して本気になれるのかな?」何事にも本気になりきれない高校生の高村・昴。そんな彼は一人のゲーマーに出会い、"己の本質"と真剣に向き合うことになる。将来の進路を考え決めていく友人や幼馴染み。変わっていく周囲との人間関係の中で、彼の答えはどこにあるのか-。「-敢えて問いますが、君は、ゲームが好きですか」。異色の青春"ゲーマー"小説。

感想・レビュー・書評

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  • いつものカワカミンを期待すると肩透かしをくらうかも。

    全体的にわりと「まじめな」空気が流れていて、笑いが少ない。

    笑いどころか何気にリア充だし部活でも活躍できてるし、友達いるし、何の不満が、って主人公に殺意を抱くね。

    あと、シューティングゲームに興味のない自分としては大半を占めるシューティングゲーム談話が正直苦痛。
    当たり判定とか昔聞いたことあるけどかなり読み飛ばしたりしてるなぁ。

    とりあえず、下巻もがんばって読む。

  • 何事にも本気になれない高校生・高村昴。ふと入ったゲームセンターで彼が出会ったのは、、、













    高校三年生、モラトリアム期。
    本気になれることがあるってのはいいことだよね、それがなんであれ。
    仲…デキたヤツ

  • 氏の外道成分を求めて読むと肩透かしを食らった気分になるが、無くてもとても面白いと感じる事ができた

  • 「いつかゲームをする気を決着させるゲームに会えるのではないか」
    というのはSTGだけに限らない
    STGはアクションゲームの中で特異であり
    テレビあるいはビデオゲームの中でアクションゲームだけが
    それをもつのでありとは思えないが
    わかりやすいのは確かに思う

    あと改行
    いかにも「ラノベ」と馬鹿にされそうな書きようだが
    良い悪いとかそういう問題でもないか

  • 何事も真剣に打ち込んでる姿っていうのは美しいもの。
    理解できない人には理解できないだろうけれども。
    シューティングをやらない人にはちょっとわかりづらい描写もあったけど、なるほどって思える所も多々ある。

    所々川上さんらしい文章だなぁと思う部分もあり。
    昔懐かしいゲーセンの空気感、雰囲気がよく現れててなんだか切ないような嬉しいような・・・。

  • 境界線上のホライゾンとか、終わりのクロニクルとか、そういうのに比べると、ボケとツッコミが薄いです。
    川上稔、という名前で読むには、つまらないと感じるかも。
    ただ、読み応えはあります。
    下巻がどうなるか、すごく楽しみです。
    主人公の本気の行く末は、どうなるのかな、と。

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著者プロフィール

第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作『パンツァーポリス1935』にて作家デビュー。代表作は『風水街都 香港』『機甲都市 伯林』を始めとする「都市シリーズ」や『終わりのクロニクル』シリーズ、『境界線上のホライゾン』シリーズなど。

「2022年 『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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