- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048915076
感想・レビュー・書評
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2015/11/16
913.6||アヤ (3階日本の小説類)
教師になる夢を追う極貧大学生・榛名なずな、社会人を辞めて教育学部に入った羽宮透弥。彼らの出会いは偶然か、必然か。
2人を中心とした物語は、
2部構成で進みます。
恋愛&ミステリーのどちらも楽しめ、
一気読みまちがいなし!
カトリックでは11月は“死者の月”
亡くなった方に想いを馳せて・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
泣けた。
本当に涙が止まらなかった。
綾崎隼さんのどんでん返し。
見事に騙されました。
毎度毎度なんだけど…
話に引き込まれて、、、。
命の尊さとか。
一度きりの人生とかいろいろ考えさせられます。
あー。久々に本でなけました。
図書館で借りたのですが。
改めて本屋で買いたいな、何度も読みたいなって思える小説です。 -
途中でネタがわかってしまって、ミステリーとしてわくわくできなかったです。
そして、メインの登場人物に好感が持てなかったです。 -
不治の病ものは好きじゃないけど、後に希望の残る終わり方と、叙述トリックに感動。女性の強さと儚さの描写はさすがです!
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綺麗なお話でした。途中までずっと騙されていたけれど、なんだか心が清々しくなるようなラストでした。
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日常にある小さな幸せを大切にできる人になりたいと心から思わせてくれる作品でした(*vωv)
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Badendでもなく、Happyendでもない。
途中まで、騙されいまさた。 -
「私は命をかけて貴方のものになる」
帯に書かれたそのキャッチフレーズに惹かれて選んだ一冊。 -
不治の病ものだから、ケータイ小説みたいな感じかと思ったら全く違う、切ないけど希望を感じさせる綺麗なお話。また泣かされたわー。作中で透弥から好きだ、愛してると言うことがなかったのが逆に軽くならなくてよかった。なつめの想い、遺志は透弥となずなにしっかり受け継がれていたね。残る命が少ないからって幸せになっちゃいけないわけではない。なつめのことをおかしな人と表現されていたけど、とても綺麗な人なんだと思った。皮肉なことに、人は死の危機に瀕してやっと当たり前の日常のありがたさを思い知るんだよね。自分は透弥の立場、なつめの立場に立った時、何を思うのだろうか。いつか必ず死ぬことを忘れるな まさにその通りだ。