美堂橋さんの優雅な日々。 ~恋、ときどき、ミステリー~ (メディアワークス文庫)
- アスキー・メディアワークス (2013年5月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048916288
作品紹介・あらすじ
ある街の摩訶不思議な骨董店-。店主は、元刑事の経歴を持つ変わり者の美堂橋梓。自分の美意識にかなう品物を集めたその店で、美堂橋は"美しいモノ"だけに囲まれ優雅に暮らしていた。ある日、天然な女子高生・百合が居候としてやってくる。なぜかトラブルに巻き込まれがちな百合のせいで、彼の生活は一変!さらに元同僚の刑事関戸が、百合の学校で起きた連続失踪事件の相談を持ちかけて来て…気づけば、不可解な事件に巻き込まれていた。
感想・レビュー・書評
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ワクワクが起こります!
ときめきがあるぞ!
実は彼女にはこんな秘密が・・・・・
と言う雰囲気をあからさまに出そうとしてる感じがあり過ぎて、最初から最後まで冷めて読んでしまった。
キャラの過去や性格を出し惜しみするあまり物語に引き込まれる前に飽きてしまったし、
なんだか全体的に興ざめだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美醜に対するキャラ立ちのラノベ。ミステリーとはいっても、ストーリーよりキャラ設定を書くことで面白おかしくしているので、ミステリー感はあまりなし。あるとしたらサブキャラに。ツンデレが好きな人向け。続きがありそう。
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濃いキャラ設定だけど含みあまり明かされず、事件もさらっと扱われて、面白いのかどうか、この1巻だじゃ判断できない感じ。シリーズ序章と思って読む。
美術のうんちくが出てくるのが好み。 -
期待より面白かった。美堂橋さんは口悪すぎ。問屋さんキャラ濃すぎ
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視点がころころ変わるのでストーリーも相まって目まぐるしい印象。登場人物が一話目にから多いので、さいしょからシリーズ狙っていた作品なのかな。絵が内容とちょっと合わない。ストーリーより登場人物がみんなキテレツなのでそっちに追いつかない感じで、話は面白かったんだけどモヤモヤが残る不完全燃焼な感じ。
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それなりに面白く読めた。
でも1巻で終わりで良かったんじゃないかなあ。
あともうちょっと足りない気がする。 -
変わり者だけど美形な美堂橋と、おおざっぱで天然な女子高生が共に暮らし、少しずつ心を通わせていく物語。
二人のぎこちない交流が可愛らしい。
細かい事ですが、映像記憶って音声まで記憶できるんだったかな、というのが気になる。 -
優雅で皮肉屋の美堂橋さんと天然女子高生の百合ちゃんのどたばたミステリー、てことなんだけと、言うほど美堂橋さんは皮肉屋でもなく、泣き出しそうな百合ちゃんに普通に慌てて気を遣おうとする普通の人だし、百合ちゃんは百合ちゃんで、別に全然天然じゃないしで、主役のキャラがすごい中途半端。
むしろ、問屋さんとか刑事の関戸さんのほうがキャラが立ってるし。
もはや美堂橋さん、単なる美術に詳しい人でしかない。
百合ちゃんのことを優雅でないと言いつつ、叔父さんのことがあるとはいえ、あっさり受け入れすぎなのも、読んでて、何で? てなる。
百合ちゃんの登場で、美堂橋さんの生活は確かに一変したけど、美堂橋さん自身、それを特に拒んでないというか…。百合ちゃんを『優雅さ』に合わせようという気はなく、自分が百合ちゃんに染まってってるというか…。
もっと美堂橋さんが百合ちゃんを起こすシーンとか、最後まで百合ちゃんが『ミドリムシさん』と言い間違えるシーンとか、そんなのが欲しいよ。
だって『凸凹どたばたミステリー』なんだから。
キャッチコピーにあるキャラの性格を信じて読むと、とんでもなく裏切られた感じがする。
やっぱキャラがつまんないと、楽しく読めないなぁ…。
あ、普通にストーリーもつまらないけれど。
作者紹介に『中毒性のある作風』とあるけれど、そんな特別な作風でもなかったよ。
普通の文章だし、普通の構成だし、普通の展開。何の工夫もない。
★2つは、上げすぎかな?