赤村崎葵子の分析はデタラメ 続 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 44
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048919456

作品紹介・あらすじ

局地的に話題な『赤村崎葵子』が懲りずに帰ってきちゃいました!ありとあらゆる事象を(勝手に)分析し、余人には甚だ想像もつかない驚きの(偏見含む)道筋によって(どーでもいい)結論を導く赤村崎葵子は今回も、テニスをしたり、夏祭りに行ったり…いやいや、ちゃんと分析もやってるよ!真っ当な議論を混沌のどん底に叩き落とす葵子の迷分析、その裏にある(かもしれない)秘密をキミは見破れるかな!?思いつきとほんのちょっとのサービスと隠し味のやさしさででっちあげちゃう、噛めば噛むほど味が出る日常"分析"系ストーリー、注目の続編登場!

感想・レビュー・書評

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  • 『娯楽』★★★★☆ 8
    【詩情】★★★★★ 15
    【整合】★★★★☆ 12
    『意外』★★★☆☆ 6
    「人物」★★★★☆ 4
    「可読」★★★★☆ 4
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★★★★☆ 8

    《総合》81 A-

  • 分析、飛躍する論理の組立、結論、そして……。コメディとしてニヤつける面もあり楽しく読めた。ラストの種明かしってゾッとする面もあって本当に好き

  • 前巻に比べ、ラノベ特有の無駄モノローグが減って、物語の構造のおもしろさがより感じられた。無駄を削り前巻と合わせて400ページほどのお話しにしたなら、かなり面白い青春ドラマが描けたかも。ラノベ様式によってそれが損なわれたのか残念だ。

  • いわゆる日常の謎、になるのだろうか?
    しかし分析3『みかんじゃダメなの』はメインの登場キャラである神田なつみの性格もあって、どことなくホラーでサイコな香りすら漂う緊迫感ある推理モノともとれる。
    口絵の末蔵さんの犬耳メイドテニス姿がかわいい。

  • 前巻ではテル、今巻ではカモトキくんの過去のお話でした。前巻でもチラリと紹介?されたカモトキくんの本当の姿の真相が明らかになったのですが感動しました。裏分析コーナーのおかげで本編で拾い損ねたor拾えない謎が解明されるのがとても面白いです。 今作でメインヒロインであろうテルよりも先に登場したスエちゃんのキャラが可愛くてお気に入りです。

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著者プロフィール

電撃文庫・メディアワークス文庫で活躍する著者。近著に『十三矛盾の魔技使い』『赤村崎葵子の分析はデタラメ』など。

「2017年 『資格の神様 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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