おばけの遊園地始めました (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.76
  • (5)
  • (4)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 85
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048925754

作品紹介・あらすじ

人気テーマパークの夢と現実の差に憤り、スタッフを辞した有栖。皆は言う──仕事は我慢するもの。本当にそうだろうか? 彼女の疑問に答えてくれたのは、とある寂れたテーマパークだった。
美しい王子様の青年に、カボチャ頭の少年、しゃべる猫。変わったキャストだと思いきや、本物のおばけ? そう、そこはおばけたちが始めたテーマパークだったのだ。人間のことは知らない。でも、人を喜ばせたいという彼らに心打たれる有栖。かくして彼女の再建計画が始まるのだが?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あっという間に読了。題名と表紙に騙され、ほのぼの系を想像してたけど、がっつりお仕事小説。
    はりきりながらも空回りの主人公が紆余曲折しながら成功するお話。といえば身も蓋もないけどf^_^;
    ありきたりではあるけど、化け物のみんながかわいかったので良し☆
    いつものドラマ化したら…は、主人公の有栖は橋本愛さん、王子様のカースは横浜流星さん、一見意地悪な社長は間宮祥太朗さんで脳内再生されました。

  • おばけだからという発想にとらわれずにそれをキャラクターにしてしまうところは驚いた。キャスト一人ひとりが自分で考え、成長していくところが面白かった。
    このテーマパークが、本当にあればいいのにと思ってしまうほどこのテーマパークが気に入った。

  • ベタなファンタジー小説かと思いきや、経営者側の心理や苦悩がリアルに描かれており、若い社会人が心打たれるような内容だと感じました。私自身バンドのリーダーを務めていることもあり、最後は自分と照らし合わせて 「大事な仲間や大切な場所を守りたい」という気持ちをより強くさせてくれました。私にとって大切な本の一つになりました。

  • 楽しく読了

  • 【夢を一生懸命追えば誰にでも奇跡が起こる。そんなお話です】

     人気テーマパークの夢と現実の差に憤り、スタッフを辞した有栖。皆は言う──仕事は我慢するもの。本当にそうだろうか? 彼女の疑問に答えてくれたのは、とある寂れたテーマパークだった。
     美しい王子様の青年に、カボチャ頭の少年、しゃべる猫。変わったキャストだと思いきや、本物のおばけ? そう、そこはおばけたちが始めたテーマパークだったのだ。人間のことは知らない。でも、人を喜ばせたいという彼らに心打たれる有栖。かくして彼女の再建計画が始まるのだが?

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

福井県出身。電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫にてデビュー。『マリシャスクレーム』『鴨川貴族邸宅の茶飯事』『舞妓さんと怪盗大旦那』など著作多数。小学校入学までを石川県金沢市で過ごす。東京に出て作家デビュー後、とある事情から京都に移り住む。現在は長野在住。

「2017年 『装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

範乃秋晴の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×