書店員 波山個間子 (1) (it COMICS)

著者 :
  • KADOKAWA
4.03
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本棚登録 : 249
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048927352

作品紹介・あらすじ

「青ひげブックス」で、ブックアドバイザーとして働く書店員・波山個間子。
接客はすこし苦手だけど、読書量と本の知識ならこの店随一。
お客様と本との出会いをとりもつために、本の世界を彼女は今日も歩きまわる。

<編集部からのコメント>
作中に登場するのはすべて実在する本ばかり。
読書や書店が好きな方にオススメの一冊です。

<収録内容>
第1話~第6話

●本格派オトナ女子のための少女コミック誌「COMIC it」で現在好評連載中●
<公式サイト>http://comic-it.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/COMICit_amw

感想・レビュー・書評

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  • ブックアドバイザーがいる本屋へ行ってみたくなる♪
    実在の作品が紹介される系の本は読むの好きだな。
    波山さん自身の『車輪の下』にまつわる物語もよかった。
    あと、神社の境内で読書っていいなあ。

  • ブックアドバイザーとして働く書店員・波山個間子。

    接客は、少し苦手だが、本の知識はこの店随一。
    お客と本の間で広がる世界。

    そして、彼女が、ヘルマン・ヘッセを読まない理由が明らかに...
    彼女は、今日も新たな本を探し、歩きます。

  • 期待以上に好きな雰囲気だった。特に『車輪の下』は割と子どもの頃に読んで衝撃だった作品なので大きく取り上げられていて嬉しい。ちゃんと読み返してみたくなった。
    カバーを外した時の文庫風デザインも好き。
    p74のセリフ「フィクション」は「ノンフィクション」の誤植かな。あと、アンケートのQRコードが読み取れなかった…。私のスマホの問題かな?

  • 好きだなー!本が好きな方っていい!

  • ブックアドバイザーとして働く書店員・波山個間子が本と人との出会いをとりもち、繋げてくれる物語。

    本に関する膨大な知識量はもちろん、すばらしい本を読了した時の拝みたくなる気持ちや読書好きの心の声を言語化してくれる描写ばかりで読んでて本当に幸せ。
    そして何より作中に出てくる本がすべて実在するというのが最高!

    本が好きな自分のことを好きになれる素敵な1冊です。

  • 【あらすじ】
    本との出会い、お手伝いします。

    「青ひげブックス」で、ブックアドバイザーとして働く書店員・波山個間子。
    接客はすこし苦手だけど、読書量と本の知識ならこの店随一。
    お客様と本との出会いをとりもつために、本の世界を彼女は今日も歩きまわる。

    【感想】

  • 好きなことを仕事にできるって大変そうだけど、すごく羨ましいです。
    好きなことだけで生きていきたい。

  • ブックアドバイザーの波山個間子のお話。
    いろんな作品のあらすじがわかりやすく書かれていて、読んでみたくなった。
    ヘッセの車輪の下を読むことと向き合った話が特によかった。
    独特な表現や、お話のテンポが心地いい感じがする。

  • 以前にネットで読んで、続き読みたいな、と思っていたので購入。

    ・向田邦子の『絵のない葉書』、私も教科書で読んだ。向田邦子作品読みたくなったぞ…。

    ・店長と波山さんの絶妙な、信頼感なんだか友情なんだか仕事仲間なんだかよくわからない距離感も良い。

    ・『本はどこでもドア』、『防御の読書』など、本を読むことで自分自身を未知の世界に誘ったり、外界から自分を隔絶したりするワードがでてきた。
    自分自身ここのこころ現実逃避のための読書をしたり(父が亡くなった時)、大勢の人の中で身の置き所がない時に文庫本を開いて没頭したり(小学校の懇談会前のざわざわした時間とかね…複数のママさんグループで園バス待ってる間とかね…)しているので、読書という行為には、本の内容を吸収・体験する以外にもいろんな意味がある…と改めて思ったり。スマホじゃこうはいかない。

  • 本好きでも本屋好きとは違いジャンルがあるやうだ

  • 落ち着ける本、書店員に関して本はなんとなくこんなに好きです(*ˊᵕˋ*)

  • ブックアドバイザーさんのお話ですが、
    スーパーな人がお客さんのお悩みを解決する…というわけではなく、
    主人公自身も本を読み、本に影響を受け、いろんなことを考えて…という
    「本とともに生きること」を描いた作品でした。
    主人公含め、キャラクターたちのドラマはこれからだと思うので、
    この先、どんな作品がどのように絡んでくるのかが楽しみです。
    そして、また本が増えそうな気がします(^^;。

  • 字のない葉書も少年の日の思い出も懐かしかった。

  • 心をこめて本を選ぶ波山個間子はとてもいい人
    向田邦子読んでみようかな

  • 十年前に読んだヘッセの「車輪の下」の内容を少しも覚えていなかった。うーむ。

  • 接客はいまいちだけど、本の知識はピカ一の波山さんと店長、バイト君がお客の希望にあった本を提供していきます。
    本にはたどり着けても在庫が無かったりは、書店員としては悔しい限りですね。

  • 登場キャラがそれぞれに濃くて波山さんとの関わりかたが色々な形で描かれていて楽しめる。店長のエピソード等、今後に期待。

  • ブックアドバイザーが本を探します。

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著者プロフィール

黒谷知也(くろや ともや)
漫画家。「二鳥翠」で龍神賞を受賞。
まんがライフMOMOで『三護さんのガレージセール』(竹書房)を連載。ほか代表作に、『書店員 波山個間子』(KADOKAWA)『幸福はアイスクリームみたいに溶けやすい』(小学館)がある。
芥川龍之介ファンとして、関連マンガ・調べ物を記載したブログ「芥川龍之介先生マンガ記」を運営。

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