86―エイティシックス―Ep.3 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈下〉 (電撃文庫)
- KADOKAWA (2017年12月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048933971
作品紹介・あらすじ
ギアーデ連邦軍に大打撃を与えた、敵の電磁加速砲搭載型〈レギオン〉。これを無力化する生還率コンマ以下の作戦に、シンたち『エイティシックス』の面々が選ばれ――!? 決死行の末に、シンが辿りつく場所は――。
感想・レビュー・書評
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シンたちとレーナが再び出逢うまでの戦いを描いた後編。
うん、期待を裏切らない良い出来だった。
超長距離砲攻略戦の一部始終が描かれて、息つく暇もない戦闘描写と次々繰り出される戦術に思わずのめり込んでしまった。
すごいなあ。
シンを行かすためにエイティシックスの仲間たちの『俺にかまわず先に行け』的展開にはニヤッとしてしまった。
そして、絶体絶命の瞬間に響くその声。
いや、わかっていても胸が熱くなる。
いいよね。こういう展開。
そしてその再会は、この巻通してずっとシンが悩んでいたなぜ戦うのかという疑問への答えを与えることにもなるのだ。
一巻以来となるラストの再会場面が実にいい。
彼らの約束は果たされたのだ。
そして新たな約束が結ばれて、ここからは共に未来へ進んで行く。
その新たな展開に期待しよう。 -
兄を討ち果たすという目的を達成してしまったシンは何のために戦うのか。
フレデリカの願いにより、彼女の騎士を倒そうとするも、果たしてその先には何があるのか。
失くしてしまった過去を取り戻そうとしないのは、自分たちの不完全さを目の当たりにしてしまうから。
未来を語れない自分に気づいてしまったから。
そして少年と少女は再び巡り合う。 -
今自分の中でホットなので、お星さま最大です。
だって、やっぱり良いですよね>Boy Meets Girl。
良い歳したっていいんです。好きなものは好きなんじゃー!ということで。
2022年4冊目。 -
追いつきます、と言われ、追いつかれたその先に見てもらいたい景色があるのか。
もしそれが、見てほしい景色ではないのなら、見てほしい景色になるように頑張り続けるのは動機になるのだと思う。 -
かなり面白かったです。
戦闘シーンの迫力がどんどん増しているので、次巻以降もとても楽しみです。 -
<ギアーデ連邦編> 下巻
「電磁加速砲型」のレギオンを追い特攻を行うエイティシックス。
独特な漢字表記(ルビはついてるけど・・・)が読みにくいことを我慢すれば、そこそこ楽しめる内容です。
レギオンとの戦いがメインになるため、字面をいかにイメージできるかが肝です。
これは、ラノベ版『(映画の・・・)スターシップ・トゥルーパーズ』ですな。
レギオンが完全に『バグズ』です。 -
今回はおもしろい兵器満載で満足やわ。