死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.57
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本棚登録 : 655
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048935258

作品紹介・あらすじ

「僕にはもうすぐ死ぬ人間の姿が見えるんだ」 絶対に覆せない死の数々に心を閉ざしていた神長は、明るく奔放な女子大生・鈴子と出会い変わっていく。しかし神長には、鈴子の【死の未来】が見えていて――。

感想・レビュー・書評

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  • 終盤のトリックに気づいていたという人も何人かいたが、私は完全に引っかかってしまった、、

    前半はよくある感じだなと思ったけど、後半は面白かった

  • これを叙述トリックと言っていいのか、最初からかなりわかりやすく表現されているので、ひっかかれません。
    内容は普通。わりとよくある系統のお話だと感じました。
    読みやすい文章で、スムーズに読めました。

  • ところどころ微妙

  • おすすめされた本

    個人的に死ぬ運命の人を助ける事に抵抗があるので助ける事を、プラスに考えて読みきった。

    主人公が大学生にしてはやけに言動が子供っぽいと思い読みにくいと感じたが、終盤で納得。

    バッドエンドだと思ったけど後書まで読んで胸を撫で下ろした。

  • どんどん死に近づいていく。
    直前の行動が分かれば防ぎようがあるかもしれないが、それをどうやって伝えるかが問題だよな。
    目撃者に脅されたとしても、人通りがあるかもしれない場所で日中に動くのは焦り過ぎだろう。

  • これを読み始めたとき、「フォルトゥナの瞳」のような物語だのと思っていました。死を見える主人公と、それを疑問にも思わず付き合ってくれる、彼女。各シーンごとに挟まれる、主人公と彼との会話、彼女の不自然なセリフなど、疑問の連続でした。しかし読み進めるにつれ、主人公の過去、彼の正体、が判明し、そこから私が疑問に思っていたことが点と点でつながりました。読み返すと、彼女のセリフや彼との場面が180℃変わってみえ、納得のいくセリフに変わりました。2回目も楽しめる作品だと思いました。

  • 叙述トリック、後半まで気づけなかった。所々にあった伏線、読みながら何か引っかかる感じはあったけど、そういう事だったのかと納得。もう少し、ストーリーに深さが欲しく物足りなさも感じた。

  • びっくりした!読み始めから小さな違和感があって、「ん?どゆこと?」ってなりながら最後まで読んで、そういう事ね…!?って本当に驚いた。

    ハンバーガー屋さんの大学生の会話も納得。お母さんの反応にも納得。主人公の正体には最後まで気が付きませんでした。大学生だと思ってたんだよ…。

    お母さんとの関係も最後には修復しててよかった。基本的には主人公と鈴子さんの会話が可愛くて、ほんわかしながら読み進めました。鈴さん可愛い。7年後の鈴さんと主人公が仲良くてなんだか嬉しくなりました。

  • 少し難しかったけど面白いです

  • 2

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著者プロフィール

第20回電撃小説大賞、最終選考作『監獄学校にて門番を』(電撃文庫刊)にてデビュー。メディアワークス文庫『死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録』など著書多数。『Unnamed Memory』(電撃の新文芸)が「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社刊)にて単行本・ノベルズ部門第1位を獲得するなど、今、若者から注目を集める作家の一人。

「2022年 『Unnamed Memory -after the end-II』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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