七つの魔剣が支配する (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 480
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048939645

作品紹介・あらすじ

春――。名門キンバリー魔法学校に、今年も新入生がやってくる。黒いローブを身に纏い、腰に白杖と杖剣を一振りずつ。胸には誇りと使命を秘めて。魔法使いの卵たちを迎えるのは、満開の桜と魔法生物のパレード。喧噪の中、周囲の新入生たちと交誼を結ぶオリバーは、一人の少女に目を留める。腰に日本刀を提げたサムライ少女、ナナオ。二人の魔剣を巡る物語が、今始まる──。

感想・レビュー・書評

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  • 戦闘シーンの文字での描き方と、キャラクター1人1人の作り込みが素晴らしかった。
    ただ、主要キャラが仲良くなるまでの過程に少し違和感を覚えた。
    個人的には主人公がキャラクターとして好きだ。

  • 容赦のないハリーポッター。世界観がいい。ストーリーも熱い。

  • いやあ、これはすごい!
    どんどん物語に惹き込まれて時が経つのも忘れてしまった。
    面白いなあ。

    魔法学校に新入生というちょっとハリポタを連想してしまうけど中身は全く別物。
    良くファンタジーで剣と魔法というけれど、その二つが別物でない魔法の剣技が存在する世界。
    主人公の少年は優秀だけど何かを隠している影がある。
    それよりもヒロイン・ナナオの造形があまりにステキだ!
    本物の死地を知るサムライ少女は、どんな相手にも恐れも怯みも見せず、むしろ相手が強ければ強いほど溌剌と立ち向かう。
    その姿と真っ直ぐな言動に不覚にも泣きそうになった。
    いやあ、これはいい。この少女はステキだ!

    最後に主人公の隠していたものがわかったときは驚いた。
    おそらくプロローグはそう言う事なんだと思うけど、ただまだスッキリしない。これは真相がとても気になる。

    それはともかく、早くナナオの活躍をまた見たいと思う。

  • 凄い話題になっていたので買ってみて読んだが、個人的にはあまりハマらなかった。
    戦闘描写、キャラクターのストーリー性含め。あまりにも期待値高めの状態から読んだから、落差が大きかったのかも。

  • ハリーポッターの世界観踏襲してました。でも、最近読んだラノベではかなり面白かった。ただ、このサイトの星は低めなんですね。
    ラノベっぽいハーレム恋愛とか、お風呂シーンとかおっぱいもりもりとか、そういうのがなくて、安心して小学生に読ませられる内容だったので、角川つばさ文庫で出して欲しいなぁ。
    第一章がちょっと状況分かりにくくて、読みにくいかも。そこはぐっとがまんして読むと、楽しくなります。友人ではシェラがかなり良い味出してます。最後のどんでん返しも楽しく、次の巻が早く読みたくなります。

  • ハリーポッターっぽさが溢れている
    ハリーポッター二次創作で死ぬほど読んだ流れにメアリースーか?と思いつつ読み進めると後半に怒涛の展開で題名の伏線と表層のハリーポッターらしさは演出で此方が本命か!と思う流れが出来ていてそこは面白いと感じた。

    設定がいくら借り物でも面白いものが生み出されたらOK派なので自分は突っ込みつつ読めたが、その辺りで評価は別れると思う。

    悪と正義、狂人は紙一重のような部分も感じられたり、悪を余り勧善懲悪で切り捨てない部分には好感を持てた。ニコポナデポ5歩手前だが、ちゃんと主人公に好感を持つ経緯等が描かれていて良いと思った。

  • 少し暗い所があるがラノベらしいテンポのよい話が多いので読みやすく面白かった。今後どうなっていくか期待できる。

  • いま評判の本作。ハリポタ風の世界観でのダークな物語が楽しい。主人公が妙に強すぎるのに誰も突っ込まないとか、ヒロインが前作のヤトリを思わせるとか、不思議、不吉なところはあるけど、今後に期待。

  • 最後まで読んでようやく序章。
    ひとつひとつ積み重ねられた人間劇。
    派手さはないが久しぶりに物語にどっぷり漬かれた。

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著者プロフィール

2010年に「神と奴隷の誕生構文」(電撃文庫)でデビュー。「スメラギガタリ」シリーズ(メディアワークス文庫)、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」シリーズ(電撃文庫)を刊行。

「2023年 『七つの魔剣が支配するXII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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