ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048969550

作品紹介・あらすじ

ミニマルに暮らすことで、自然とお金が貯まっていく。
お金の使い方は暮らしそのもの。知らず知らずのうちに膨らんでいるお金の使い方を、根本から変えるヒントを紹介します。
著者は、お金がなくて試行錯誤した経験から、ミニマルに暮らす心地よさに気づけました。
必要なのは、節約ではなく、本当に好きなものだけを買うことです。

生活でものを減らすコツ、日々の家計の管理の工夫、避けては通れない、老後や子育て費用についてなど
ミニマルに豊かに暮らすヒントをたっぷり紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 作者はかなり合理的な方である一方、他人に自分の都合を押し付けず人それぞれの生きた方をリスペクトしている印象。
    子供の教育に親が干渉するのではなく、子供の考えを反映している点が印象的。

  • 著者は副業するとか、株を買ってとかではなく、定期預金で4,000万円貯めた凄い人。さぞかし徹底した節約をしたのかと思いきや、旦那さん財布には一切介入せず、ドケチ生活をした訳でもない。「本当に大切なモノだけを買う」ことを守っただけ。
    いかに普段の私達が、無意識で散財をしているかを思い知らせてくれたいい本でした。

    ① 服はボトムスベースで組み、数セット用意する。
    ② そして服を買い替えるときは、上下で購入する。
    ③ 買い物はリストを作ってから行く。
    ④ 下着には手を抜かない。気分を上げてくれる。
    ⑤ 重い物は軽く、軽い物は重く使う。

  • 思わず笑ってしまったのは、この一文。

    『「ハンドルがパピプペポ」「重さがパピプペポ」..。(車に)もう興味なさすぎて、何を言われても主語以外パピプペポに聞こえてきて会話が破綻する』
    そんなことがあるのか。なるほど。

    ブログの存在は知らず、貯金系のキーワード検索で図書館から拝借。

    似たような本を色々読んでいますが、何個か興味を引かれる考え方があり、読めてよかったです。気軽にさっと読めるので、図書館で借りるのがいいかなと思います(この本でも記している通り、買うと処分するのに労力かかりますから)

    自分に子供がいたら、以下のような考え方が素敵だったので取り入れていきたいなと思いました。

    ・子供とは、学費や交通費といった必要経費についても具体的に話す。学業に専念させて、お金のことを心配させない親もいると思うが、知ることは物事を多角的な視点で考えることにも役立つ。部活費、給食費、授業料、私立や公立の違いなども、一緒に話す

  • 自分らしく生きた結果がミニマルな暮らしで貯金もあるだけ。

  • シンプルに暮らすのが1番いいのかな。
    家事や育児、家族について、こうでなければいけないという思い込みを捨てたい。
    自分や家族にとって何が幸せか。
    改めて考えるきっかけになった。

  • メモ

    私も洗面所を部屋にする人間。他にいたんだってびっくりしたけど狭いとそうなるか

    夫を愛人と見なすとか、奢りたい夫からお小遣いをもらうとか、塾代はディズニーとか隣の家の話が聞けて楽しかった

  • 年齢が同じなので、本屋で見つけて気になってたらkindle unlimited にあったのでラッキーと思い読了。

    彼女がマイペースにコツコツ定期預金だけで4000万円貯蓄し、家も20代のうちに購入されたことはほんとうに素晴らしい。そしてお子様に対する教育についても、しっかり資金を準備しつつ、ある程度本人の裁量に任せてドーンと構えながら子育てされてるところも見習いたい。

    ただ、自分とは考え方が違うなと思った点が節々に。

    特に以下の点
    ・投資は一切なし。100%日本円で定期預金
    (今後円の価値がますます不安定になる中でこれは真似できない)

    ・クレジットカードは使わず現金派
    (カードを1つにまとめてさまざまな特典を受けてる身からすると考えられない。それに毎月月末に記帳しに行くという行為もこの時代ナンセンスかと)

    ・月末に残高リセットする普通預金の中で毎月やりくりし、不足があれば定期預金から利息を払って借入する
    (もはや意味不明)

    ・交通系電子マネーは使わず全て切符。移動にいくら使うか把握するため
    (乗り換え案内で毎回料金は知れるので、電子マネーでもちゃんと把握できるが)

    ・iDeCoや投資をする前にしっかり貯金したい
    (500万も貯まればiDeCoや投資を始めた方がいいと思うが、、、それにしても現金で持ちすぎ)

    などなど自分の考えと真逆な点が多すぎたので☆2つ。

    ただ30分ほどでサクッと読めて面白かった。

  • 何かで見て借りた本。同じように貯金体質なので共感できることもあったけど、新しい発見はないかな。でも家族暮らしでこれができるのはすごいんだろう。夫のおごり癖や車好きで過去何度も喧嘩したというのは分かるわ。でも夫婦とはいえ、相手の好きなものにケチをつけないというのは大事なんだろう。しかし、4000万も貯めていっさい投資をしていないというのは、私からしたらもったいないけどなー。銀座を安く遊ぶというのは面白そうだった。やっぱ散策ほど楽しいものはない。

  • ミニマリストになってお金も貯める方法があるのか!と、タイトルに惹かれて読んでみた。

    期待していたミニマリストになる具体的な方法や、お金の貯め方を教えてくれる本ではなかった。一人の女性(共稼ぎ夫婦、夫と子どもの家族3人と猫2匹で東京都在住)の暮らしぶりやお金との付き合い方を語ってくれた。普段お金の話はあまり他人としたことがないのでとても興味深く読んだ。著者は小さい頃からお金の話を両親としていたという。現在は自分の中学生の子どもともお金の話をするという。お金の話をすることって悪い事じゃないんだなぁと単純に思った。今までなんとなく避けていた。自分のお金の使い方も付き合い方もまださだまっておらず恥ずかしく感じたが、暮らしもお金も自分についてきちんと考えてみようと思わせてくれた。

    あとがきの
    大切なものはなんですか?
    欲しいものはなんですか?
    と問いかけて丁寧に考え続ければ、自分の物語が見つかるはずというメッセージが印象的だった。

  • 読みやすくて、何度も読みたくなる。森秋子さんの本では一番共感できるところがあった。
    シンプルに暮らすこと。
    沢山の情報があふれている毎日で、あえてそれらの情報を生かさずに、自分の軸でシンプルに生活していくこと。真似したいけどなかなかできない。
    我が家は投資などもしているが、夫が詳しいのでお任せで、私は一向に勉強するつもりもなく、ほったらかしになっている。自分も働いているので、家計に入っているお金がどう動いているのか知りたいとは長年思っているので、今年こそシンプル家計にして、貯金の有り難さや必要なところにだけお金を使うことを意識していきたい。

    参考になった話↓
    買い物には、リストを作ってからいく。ちなみに、私はこのリスト方式を「自分へのご褒美」にも採用しています。欲しいものがでてきてら、いったんリストに書いて、少し時間をおいてみるのです。すると、やっぱりいらないかも、もなるときもありますし「この仕事が終わったらご褒美として買おう!」と頑張る原動力になることもあります。
    こうやって「これは必要なものなのか」という点を楽しみながらコントロールできると、満足度の高い買い物ができるようになります。散財するならこういう場面で、とプランを練るのも楽しい時間になります。
    価格が高いか安いかに関係なく、自分を満たしてあげられるものを買う。リストアップで欲しいものを明確にして、自分主体の買い物を楽しむ。それが自分を幸せにする買い物だと私は思います。

    シンプルイズベスト。定期預金で4000万円
    毎月の収入から貯金額を先取りするスタイル。そして先取り貯金の残りだけでやりきる!だけのシンプルルール。
    余ったら貯金というのは、意外に複雑で、きちんと家計簿をつけないと、月々どれくらい余るのかよそくできず、使うお金の実態もつかみにくくなります。「先取り」の方法もシンプルで、月々の生活費を夫からもらったら、それを普通預金に?そして私の収入はすべて定期預金に回しています。毎月の月頭には銀行に行き、それぞれの口座にお金を振り込み、通帳に記帳するのが習慣です。通帳をパッと見るだけで数字が明確に増えていくので、貯金に対するモチベーションが上がりやすいのが最高です。
    お金の流れがシンプルでわかりやすく、家計の管理も見えやすくなるのが定期預金のいいところ。

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著者プロフィール

(もり・あきこ)1979年生まれ。東京都在住。共働き主婦。夫、子どもの家族3人と猫2匹で50平米のマンション暮らし(ベランダに亀1匹)。子育てをきっかけに、時間と家事に追われる暮らしをやめたいと、ものを手放す生活を実践。無理せず貯金がどんどん貯まる生活にシフトする。その知恵と生活のヒントを『ミニマリストになりたい秋子のブログ』で発信、人気ブログに。2019年に国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)に保存されるブログのひとつとして選ばれる。著書に『使い果たす習慣』など(KADOKAWA)。

「2021年 『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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