好きなものを売って10年続く店をつくる

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 259
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048971294

作品紹介・あらすじ

うまくいっている店の仕入れや宣伝方法、お金。『雑貨カタログ』元編集長だから聞けたお話を1冊に。

いまの仕事がつまらない、もっと楽しく稼いで暮らしたい。
贅沢せずに暮らせるぶんくらいのお金を稼いで、ストレスなく働きたい。
老後に小さな店を持ちたい。
そんなことを思う人は多いはず。
小さいときに夢見た、好きなものを売る店を開いてみませんか?

今や、オンラインショップなら初期投資なしでできるし、実店舗を地方で開き、オンラインショップと併用すれば、初期費用はぐっと抑えられます。
つまり、昔に比べ、お店を作るハードルはかなり下がっているのです。

本書では、自分が好きなものを売って暮らしている、全国にある14の店の店主を徹底取材。
お金のこと、仕入れのこと、宣伝はどうしている? どうやってお店を出すことに決めた?など、聞きづらいこともしっかり網羅しながら、
小さな商売を長く続けられるコツをまとめました。

14のお店の中にはオンラインショップもあり、いつかお店を持ちたい人の参考になる情報が満載。
また、コロナ禍でそういったお店がどう対応していたのかの話も盛り込まれています。

感想・レビュー・書評

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  • 雑貨は、見るだけでもワクワク感があって楽しい。
    特に文具は、大好きでノートやメモ帳やボールペンなどついつい買ってしまいがち…。
    器も好きだが、増えすぎると置き場所に困り最近は、豆皿くらい。

    この本は、さまざまなジャンルの雑貨経営者を取材してまとめている。
    全14店。

    店主が、こだわりがあるもので大好きなものを売る。
    経営に関しても、ひとりでするのか、スタッフを雇うのか、店舗経営中心なのか、オンラインショップのみなのか、仕入れは、宣伝は、といろいろと書かれている。

    遠方だとオンラインショップがあればいいなぁと思うし、足を運べる所ならぜひ、と思えるところもある。

  • 雑貨屋や昔ながらの文房具屋巡りがしたくなった。雑貨屋は不思議なもので、何時間でもいられるようなときめきやワクワク。心が弾むような時間。見える物と見えないものを提供してくれるその背景を覗いた気がした。サブロに行きたい(^^)

  • 雑貨屋さんが好きです。何か宝探しをしに、昔はよく見て回っていた。今はもっぱらネットで買うことが多い。実店舗があるところを見て回りたくなった。

  • 知ってるお店、行ったことあるお店、地元なのに知らなかったお店と興味深く、お店の歴史や想いを知ることが出来ました。
    敢えてネット販売をしないお店、ライフスタイルに合わせお店の形態を変化させるなど、個店それぞれの個性と考え方が様々で経営のセオリーは一つでない、そのお店独自のものなんだ、それが魅力なんだって思いました。
    雑貨店だけでなく、素敵なお店を見つける新たな楽しみを見つけたようです!

  • 個人事業主の努力や工夫がよく分かる。
    雑貨や古書は心の栄養。

  • <j>
    この本を読んだのは,昔の楽曲レコードで云うといわゆる『ジャケ買い』による。結果は・・・完全に女性向きの内容であって,さて僕としてはどうしたものか!?であった。
    別に読んだだけで何もしなくても良いのだが,せめて感想くらいはちゃんと書いて置こうとは思った。それでこれを今書いている。と云うまたもや読書感想ではなかった。すまぬ。

    それでもちょっとだけ気づいた事を書いておく。モノの説明をメインにしている本なのにあまりにもそのモノの写真や絵が少ない。せめて文章を読んでるそのページにそのモノの絵写真を載せてくれていると良かったのに。表紙の絵の自転車を漕いで横断歩道を渡る最中の男子左足はなぜ描かれていないのですか。とてもとても違和感を感じる絵なのでした。再びすまぬ。

    (まあしかし昔から『ジェケ買い』して上手く行ったことは無いのが現実なのだよ! 本もレコードも絶対に"見た目"などではないのだ! 再々すまぬ。)
    )

  • もう閉店しているお店も多かった
    自分が商売したいわけではないけれど、こだわりの個人店をできるだけ覗いてみようという気持ちになる

  • しみじみ感のある、特にお金周りのお話は貴重。

  • 思った以上に、経営の本だった。
    小洒落た小商いの背後に太い実家があったりすると興醒めだったりもするが、ここにあがっているのは決してそうではない、工夫と努力と愛の小商いだった。

    自分で店をやることを想像してみるが、ブレブレで焦点を結ばない。これがピタッと来たら、何かやってみよう。

  • 36 Sublo(文房具)
    手紙舎 2nd STORY(クラフト&デザイン雑貨)
    イコッカ(作家ものの器&小物)
    ハイジ(ハンドメイド雑貨)
    巣巣(家具&生活雑貨)
    belly’s & job(生活雑貨)
    CHARKHA(東欧雑貨)
    SUBARU(ラトビア雑貨)
    SPOONFUL(北欧雑貨)
    Frobergue(古書)
    みつばちトート(オリジナルバッグ)
    galerie doux dimanche(アーティスト雑貨)
    TOKYO DANCE.(ビンテージ家具&雑貨)
    B・B・B POTTERS(生活雑貨)

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著者プロフィール

編集者、記者。成城大学文芸学部英文学科卒業後、出版社に勤務し、雑誌編集長を経て渡米、サンフランシスコに約3年移住後、東京を拠点に戻しつつ定期的に往来。主な経歴は『雑貨カタログ』編集長、「COOK ZAKKA BOOK」編集長、Chronicle Books Japan エディトリアルディレクター、「TOKYO ARTRIP」エディトリアルディレクターなど。著書に『BASIC&FUN!』『レタープレスのデザイン:活版印刷のデザインスタジオ サンフランシスコ&ニューヨーク』『スイーツショップ&コーヒーショップのデザイン:シンプルなこだわりがいきるサンフランシスコの店作り』『スーパーマーケットのグロサリーデザイン in サンフランシスコ』『レタープレス・活版印刷のデザイン、新しい流れ:アメリカ、ロンドン、東京発のニューコンセプト』『好きなものを売って10年続く店をつくる』がある。 日本ペンクラブ会員。

「2023年 『❝好き❞を仕事にする力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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