ちどり亭にようこそ4 ~彗星の夜と幸福な日~ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 361
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049120400

作品紹介・あらすじ

ちどり亭の店主・花柚と総一郎の結婚式まで、あとわずか。そんなとき、総一郎の祖母・咲子が「店を継ぐだけの力が彗太にあるか確認したい」と言い出し、彗太は彼女ために一週間、お弁当を作ることになる……。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻

    続いて欲しい気もするけど、腹八分目の様な終わり方が腑に落ちる読後感。説明がくどくどしていないのに、仕事が丁寧だと感じる描写が素敵でした。

    いつか彼の活躍がどこかでチラッと見えるといいなぁ。

  • 終わってしまったー。
    最終巻らしい素敵な本だった。彗の花柚に対する気持ちがとても綺麗で優しい。
    食でみんなを幸せにって素敵だなぁ。
    いつも思うけど、七十二候って本当に良いものだと思う。
    いろんな事を教えてくれた本作に感謝。
    そして巻末にある、番外編もとても良かった。

  • このシリーズは出てくる人々、皆とても好感がもてる。何より料理に対する思いが素敵。
    義務や惰性でついつい料理してしまうことが多いけれど、誰かのために(もちろん自分のためにも)その人が喜ぶことを想像しながら楽しく作りたいなぁ。花柚さんや慧君のように。
    心と体が喜ぶ料理を作る花柚さんのちどり亭。近くにあったら通っちゃいそう。

  • 花柚さんたちの結婚を祝う素晴らしいお食事会。番外編の最後の、総一郎さんのお手紙、微笑ましくて、本当におめでとうございますと言いたいです。

  • ちどり亭シリーズ最終巻
    花柚さんも無事認められて結婚し
    彗くんも後を継ぐべく気持ちを新たに

    大団円でいい終わり方でした(#^^#)

    誰かのためにご飯を作るって
    本当は大事で素敵な事なのだな、と再確認。

  • 毎日の食事は、やがて別の世界へ旅立っていくかもしれない家族への贈り物…
    ご飯を作ることに疲れたときに思い出したいフレーズで締めくくられた千鳥亭シリーズ最終巻。花柚さんや彗くんのように「誰かを思って料理ができる」幸せを大切に生活しないとな〜と思う。

  • 花柚さんが結婚し、大変素晴らしいハッピーエンドに乾杯です!自分かそうしたいと思ったときに、差し出す知識と技術があると言うのは、本当に素晴らしく、羨ましいですね。私は料理はできませんので、違う術で人を幸せに導けるよう精進したいと思います。

  • 「手は尽くしましたが……」

  • 少し、、、

  • ご馳走様でした。
    話の展開より、美味しさが際立ってました!

    花柚と総一郎のような夫婦が理想です!

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著者プロフィール

一九七九年岐阜県生まれ、愛知県在住。第20回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞し、デビュー。著書に、「ちどり亭にようこそ」シリーズ(全4巻)、『かくしごと承ります。~筆耕士・相原文緒と六つの秘密~』など。

「2022年 『出張料理みなづき 情熱のポモドーロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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