幼なじみが絶対に負けないラブコメ (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.73
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本棚登録 : 582
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049125245

作品紹介・あらすじ

幼なじみの志田黒羽は俺のことが好きらしい。家は隣で見た目はロリ可愛。陽キャでクラスの人気者、かつ中身は世話焼きお姉系と文句なしの最強である。
 ……でも俺には、初恋の美少女で学園のアイドル、芥見賞受賞の現役女子高生作家、可知白草がいる! 普通に考えたら俺には無理めな白草だけど、下校途中、俺にだけ笑顔で会話してくれるんだぜ! これもう完全に脈アリでしょ! 
 ところが白草に彼氏ができたと聞き、俺の人生は急転直下。死にたい。というかなんで俺じゃないんだ!? 俺の初恋だったのに……。失意に沈む俺に黒羽が囁く――そんなに辛いなら、復讐しよう? 最高の復讐をしてあげようよ――と。

感想・レビュー・書評

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  • アニメで見たからスラスラ読めたけど、けっこう読むの難しい気がする。クロの告白を冒頭に持ってくるのがよくある書き方だと思うから、結構こだわったんだろうな。序盤だとシロがメインヒロイン感でてる。どっちも同列に扱いたいんだろうけど、分散して書かない辺り、気をつかってる。
    続編が出る前提で出版したんでしょうけど、エピローグに新キャラ出すのはちょっと…
    あと名前。黒羽を「クローバー」として白草にしたのはぞっとしたけど、ダイレクトに書いてたのが個人的に惜しかった。そういうエピソードを散りばめて、読者にひょっとしてと思わせてほしい。そういう意味では、アニメの3話くらいまでは良かった。河原にスマホ置いて通話してるシーンとか、クローバー(白詰草)たくさんあったし。

  • 出てくるヒロイン全員が一癖も二癖もあるやべー女の子たちで、「復讐」を題材にしているだけあって混沌を極めた作品だったように思います。
    幼馴染の黒羽も、作家の白草も、めんどくさい所があって末晴に対して素直じゃない。だけど、そこが可愛い。
    「初恋」という毒に侵されたキャラクターたちが織り成すドロドロが今作の見所だと思います。まさに、新境地のラブコメ。とても新鮮でした。

  • 【電子書籍】試し読み済み。いやー、想像以上に面白い物語でした!表紙のイラストもとても魅力的。幼なじみが負けないって、なるほどそういうことか。3人とも初恋を拗らせすぎて、結局全員負けというオチ。まさにラブコメディ。最後に登場した子役時代の妹分が、今後どう絡んでくるのか楽しみです。次巻も期待!

  • とりあえず友人枠が近年稀に見るクズ。
    割と序盤から好意をはっきり意思表示するので、展開は早くテンポ良く進んでいく。
    初恋復讐というワードはそれでいいんか?と思うけど面白い。
    ラストはなるほど、その手で来るかと思わせてくれる

  • アニメを観て興味が湧いたので購入。
    アニメのほうがまだ一巻の途中なので上手く言えませんが終盤(告白祭当日〜)の展開がよかったです。
    まさかあんな結末になろうとは・・・・・・。
    そして次巻に続く新ヒロインの登場!続きが楽しみです!

  • アニメ化やTwitterの評判を見て購入した。序盤中盤は正直あんまり面白くないかなぁと思っていたけど(特にギャグが)終盤の数ページで(正確には257ページで)一気に面白くなった感じ。最終的には全員初恋復讐という今までに見た事がないので面白かった。ただ序盤でキツくて読み諦めた人もいるのでは。この作品はこれから面白くなっていくのだろう。

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著者プロフィール

2011年に『ギフテッド』で電撃文庫デビュー。他作品として『女の子は優しくて可愛いものだと考えていた時期が俺にもありました』シリーズがある。

「2023年 『幼なじみが絶対に負けないラブコメ11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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