平安かさね色草子 白露の帖 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.26
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本棚登録 : 77
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049132236

作品紹介・あらすじ

時は平安、雅を愛し宮中に憧れる貧乏貴族の娘・明里は、家のために誰もが数日で逃げ出すという春日家に出仕することに。美形にもかかわらず風雅とはほど遠い春日家の三兄弟をかわしながら、新米女房の務めに励んでいた。明里が見立てた長男の装束や、荒れ放題の春日家での酒宴を見事に執り行った機転が兄弟の上官・有仁をも感心させる。
 そして持ち込まれた、後宮で起こっている不穏な企ての犯人捜しの相談。有仁の頼みで明里は鳥羽天皇が暮らす憧れの宮中に行くことに――!

感想・レビュー・書評

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  • 襲をテーマにするとはなかなかやりおる、と思ってしまったのですがσ^_^;
    どれだけの読者がついてこれるかの問題とキャラがね。
    次回はもう少し頑張ろか。プロは書きたい事を書くのではなく、読者によませないとね。

  • ふわっとした内容ですが、頑張っている明里を皆が気に入って、兄弟で取り合っているのが可愛かったです。

  • 表紙通り、ヒロイン明里が引く手あまたなお話。ツンデレ末っ子がかわいいなぁ。

  • で、誰とくっつくの?

  • 春日家の環境設定がありえないんじゃないか?普通、乳母くらいはいると思う。まあ、色味に着目したお話は興味深かったので最後まで読めた。主人公モテモテだな。と。

  • 色の組み合わせの話や宮中での謎解きは面白くはあったが、キャラクターの設定が平安時代向きではないし、現代の雰囲気で喋っているので、世界観が全く合っていない印象。
    現代の話の設定ですればよかったのにと思う。
    男性陣が総じてちょろいのもあって、大丈夫かと心配になる程。
    なんちゃって平安ものなら許容できたかもだが、何年の某帝の御時とまで指定しているのにキャラクターが横文字言い出した時は流石に焦った。
    ケータイ小説が好きな10代なら楽しめるのかもしれない。
    ただ成人すぎてからこのテンションと設定に付き合わされるのは正直しんどかった……申し訳ない。
    本格的な平安ものでは決してないので、注意が必要である。

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著者プロフィール

魔法のiらんどより刊行した『キミノ名ヲ。』はコミカライズされ、大ヒットとなった。メディアワークス文庫からは『上倉家のあやかし同居人』シリーズ、『妖怪のご縁結びます』シリーズ、『平安かさね色草紙』シリーズを刊行。歴史をこよなく愛する。

「2022年 『天詠花譚 不滅の花をきみに捧ぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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