- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049139549
作品紹介・あらすじ
入宮した姉は一年たらずで遺体となり帰ってきた――。
大海を跨ぐ大商人を夢見て育った商家の娘・水鏡。しかし後宮へ招集された姉の美しすぎる死が、水鏡と陰謀うずまく後宮を結びつける。
宮中の疑義を探る皇太弟・文青と交渉し、姉と同じく宮女となった水鏡。大河に浮かぶ後宮で、表の顔は舟の漕手として、裏の顔は文青の密偵として。持ち前の商才と観察眼を活かし、水面が映す真相に舟を漕ぎ寄せる。
水に浮かぶ清らかな後宮の、清らかでないミステリー。
感想・レビュー・書評
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静かな感じで始まりますが、仲間が増えるに連れて賑やかになっていって面白かったです。
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水路が張り巡らされ、船が行き交う美しい水の後宮が舞台のミステリー。想像する風景の美しさと淡々とした文章で他の後宮ものとは少し違った雰囲気を味わうことができる。が、冒頭部分が「これはもしや2巻以降か?」というような唐突な始まりなので、少々混乱するし退屈に感じてしまうのが少し難点。
主人公が後宮に入った目的の一部は達成されたけれど、まだまだ謎は残っていそうなので次巻に期待。 -
わりと情報伏せられたまま淡々と話が進むので冒頭はモチベ保つのがつらいとこがあったけど、登場人物が揃ってからは面白かったのでよかった。
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後宮が舞台の推理もの。なかなか面白かった。
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入宮した姉は一年たらずで遺体となり帰ってきた――。
大海を跨ぐ大商人を夢見て育った商家の娘・水鏡。しかし後宮へ招集された姉の美しすぎる死が、水鏡と陰謀うずまく後宮を結びつける。
宮中の疑義を探る皇太弟・文青と交渉し、姉と同じく宮女となった水鏡。大河に浮かぶ後宮で、表の顔は舟の漕手として、裏の顔は文青の密偵として。持ち前の商才と観察眼を活かし、水面が映す真相に舟を漕ぎ寄せる。
水に浮かぶ清らかな後宮の、清らかでないミステリー。