いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂6 琉球幻想の夜 (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2022年12月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049147032
作品紹介・あらすじ
和菓子職人の大会本戦を前に出場者を集めて記者会見が催された。一癖も二癖もある強豪たちの中で栗田と葵は決意を新たにする。一方、栗丸堂にはかつて栗田の祖父がつくった和菓子を求め、ある人物が訪ねてきて――。
感想・レビュー・書評
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2022年12月メディアワークス文庫刊。書き下ろし。シリーズ6作目。通算11作目。シベリア、海軍の和菓子、ちんすこう、黒い和菓子、の4つの連作短編。話題があちこちするものの、和菓子全国大会に参加する栗田と葵と強豪達のトーナメントが気迫たっぷりでストレートに面白い。葵の鋭い気づきも相変わらずで楽しい。次回、最終巻が楽しみ。
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フィナーレに向けて、盛り上がってきました。どのように優勝するのか見ものです。
と、勝手に推測しますが、さてどうなることやら。
読んでいると、無性に餡子が食べたくなります。 -
本戦開始。様々な思惑やら何やらが絡む戦い。栗田たちは沖縄に行って事件に巻き込まれたり、東京でも物騒な流れ。でもそんなことより和菓子がどれも美味しそうで、読んでいて甘いものが食べたくなっちゃう。
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和菓子トーナメントも順調に勝ち進んでいる栗田と葵。対戦相手にも色々ドラマがあり、負けてから気づく自分の本当の敗因。負けたからこそ成長していく姿が爽快でした。
栗田と葵もトーナメントを通して絆を深めて行くのも嬉しかったです。
いよいよ次巻で最終巻との事。
どうなるか楽しみです。 -
梅雨空の東京・日比谷のホテルの宴会場。菓子職人の大会準決勝を前に、出場者が一堂に会し記者会見が催されていた。全国から集まった一癖も二癖もありそうな強豪たちの中で、栗田と葵は決意を新たにする。
一方、栗丸堂には栗田の祖父が作った和菓子を求め、ある人物が訪ねてきた。かつて、一口食べて心を動かされたという祖父のものと同じ味の和菓子を食べたいと言う。
栗田は五十年前の味を再現しようと祖父の友人を訪ねるのだが――。 -
シベリア、海軍の和菓子、ちんすこう、黒い和菓子、どれも美味しそう。
大会はいよいよ準決勝へ -
全国和菓子職人勝ち抜き戦で本戦まできた栗田と葵。今まで二人と関わりのあった猛者達も出てくる。皆ドラマがあり勝敗も予想を裏切られた。栗丸堂先代の話もある。次巻が最終巻とのこと。どんな結末になるのか楽しみ。
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強敵が多くて勝敗決めるの難しそうと思いきや、裏事情はあれどあっさりはっきり決まっている。
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和菓子日本一をかけて、競うストーリー
ライバル意識あり
塩の課題あり
誘拐事件あり
恋愛絡みで、ついに最終日になった
そこで次回のお楽しみになった
金沢、京都、浅草そして沖縄と
興味深い