- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052034770
作品紹介・あらすじ
あいちゃんは背が低くて走るのも遅くて100点なんて1回もとったことがない。「わたしって、ええところひとつもないなあ」と、ともちゃんに言うと…。何かにつまずいたとき、自分に自信がなくなったときに読みたい絵本。
感想・レビュー・書評
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自分のええところなんて何もない
悲しむあいちゃんが
友だちとのやりとりで
じぶんのよいところ
友だちのよいところを
見つけていくお話
なんていいともだちなんでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分のいいところがないと思っているあいちゃんは、友達のともちゃんに「私のええところってなに?」と尋ねると、少し考えたともちゃんは「手があたたかいことや」と答えます。
クラスみんなの冷たい手を温めてあげていると、だんだんあいちゃんの手も冷たくなって・・・。
ある小学校の『よい子の石』という活動がきっかけで、生まれた絵本のようです。
絵にたくさん色が使われていて見るだけでも楽しく、また友達のいいところを見つめ直すきっかけになるお話です。
3、4歳~ テーマ<ともだち> -
わたし、ええところひとつもないねん。
ともちゃん、わたしのええところ教えて!
あったかい手とあったかい心のおすそ分け
〇絵かきれい。中学生にも -
自分の「ええところ」を一生懸命みつけてくれる友達。
そんな友達の「ええところ」に気づく心。
絵も素敵です。
大人が読むとキレイで率直すぎるおはなしですが、主観や客観なんてものにとらわれない子どもが読むと、すんなり心に染み込むおはなしだと思います。
小学生の各学年、数十人に読んだあとで、「隣に座ってる子のええところ、思い浮かぶ?」って問いかけると、学年が低いほどリアクションのスピードが早い。
大きくなれば照れ臭さも入り交じって素直に言えなくなるけど、やっぱり言葉に出して相手に「ええところ」を伝えてあげることが大切なんだということも併せて教えてあげたい。
大人になると相手の「あかんところ」 ばかりが具体的に見えてしまい心を蝕んでしまいがち。他者の「ええところ」に自然と気づける健康な心の大人になるために、小さいときに読んでほしい本です。
今回あいちゃんの「ええところ」を見つけてくれたともちゃん視点の「へなちょこ」もあります。 -
自分の良いところってなかなかわからないものです。他の人に教えてもらうと、そうなのかなぁと思ったりします。
私も良いところを伝えてあげられるようになりたいです。 -
今っぽい絵だなぁ・・・と手に取って読んでみたら「これ、いい!」
と、即買いしてしまいました。
さすが、くすのきしげのりさんです。
冬には是非読んでほしい絵本です。-
「即買いしてしまいました。」
じわ~っと沁みてきます!
この作者のコンビでは「へなちょこ」も好きです。。。「即買いしてしまいました。」
じわ~っと沁みてきます!
この作者のコンビでは「へなちょこ」も好きです。。。2013/07/29
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自分の良いところが見つけられないあいちゃん。
でもともだちのあいちゃんが見つけてくれた『ええところ』は…。
だれかの良いところを見つけてあげられるのは、とても素敵なこと。自分の知らなかった一面を知り、自信をつけてくれる。
小さな良いところ、たくさん見つけてあげられたら、自分のことがもっと好きになれるし、相手のことももっと好きになれる、素敵な連鎖が起こりそう。
読み聞かせに。 -
人の良いところを、見つけること、とても良いなと思う。関西弁のイントネーションが心地よく、あたたかい雰囲気で進むストーリーです。
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2022-11 2年生
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絵が大きくて、文も少なめだから読みやすいなと思いました。