スペシャルIII 小さなロバの大きな勇気! モルモットの親友をさがして! (動物と話せる少女リリアーネ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052042645

作品紹介・あらすじ

リリの親友の牧場に、自分を馬だと信じているロバがやってくるが、馬たちには相手にされない。しかしある事件がきっかけとなって、ロバは自分の誇りを取り戻していく。その他、モルモットの友情物語の短編と、ファンブックがいっしょになったスペシャル版。

感想・レビュー・書評

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  • “リリはペペに通訳しました。「シュミット伯爵夫人があなたに感謝しているわ。それに、あなたのことを、並はずれている、って言ってるわ。どういうことかわかる?」
    ペペは考えこんでいました。「それっていいこと?」
    リリはうなずきました。「並はずれている、というのは、ふつうではないこと。すばらしいという意味よ。あなたはあなたらしくいればそれでいい、ということ」
    イザヤはほほえみました。イザヤには、リリの言いたいことがわかりました。”[p.59]

  • この本で心に残ったのは、ロバのペペが他の動物になりたいと思い、鳴き方をまねしたり、その動物がする行動をまねしたりしているところだ。そんなペペだったが、シュミット伯爵夫人が、がけから落ちてしまったとき、ペペが勇気を出して助けに行った。ペペの行動にはとても感動した。この本にはもう一つのお話があって、そのお話ではモルモットとカメの仲の良さが一番心に残った。

  • モルモットのマンボが、リリのかみにぱくりと食いつているところがかわいかった。

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著者プロフィール

ドイツで活躍する児童書作家。ドイツやイギリスの大学で文芸翻訳、英語学、文学を学ぶ。翻訳および編集の仕事に携わった後、現在は児童書やYAを中心に執筆する。代表作「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズ。

「2021年 『水瓶座の少女アレーア 全7巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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