ニルスのふしぎな旅 1新たな空への旅立ち (M+C)

著者 : セルマ・ラーゲルレーフ 吉田順

• 学研プラス (2021年3月18日発売)

作品紹介・あらすじ

小人にされた人間の子どもニルスと、旅の仲間である動物たちの、成長と冒険の物語。スウェーデンの作家、ラーゲルレーフの不朽の名作を、現代の子どもたちに向けて再構成。アニメ版「ニルス」で育った人、その子どもたちにも届けたい、感動作。

感想・レビュー・書評

[EQ絵本講師 こゆきさんの感想 · 2021年5月29日]

大人のファンも多い作品です。

わがままな少年が旅を通して成長していく姿、
美しい自然の描写が素敵な作品です。

[castagnaさんの感想 · 2021年12月25日]

2021年3月

M+C　masterpiece+children
マスターピース・プラス・チルドレン、名作と子どもたちを結びつける

というわけで、古典『ニルスのふしぎな旅』が日本版アニメを元にして、再現された物語

これは『ニルスのふしぎな旅』なのか・・・
ニルスとモルテン、アッカとの関係はこの言葉遣いなのか
キャロットの存在は？

福音館書店のあの分厚い上下巻のものは手に取られないことはわかっているのだけれども、これでいいのか？？？と首をかしげる

でもでも、抄訳という手がありなのだとしたら～
ここまで手をいれてもいいのか～
原書にあたるのは大人になってからでもいいのかとすれば、この物語を読んでおけばいいのかもしれない
そうなのかな～
まだ結論はでないけど、
『ニルスのふしぎな旅』は読んでもらいたい作品なので、こういう方法に向かうことは理解できる

[ひなさんの感想 · 2022年1月3日]

悪ガキすぎて、妖精に小さくされちゃったニルスだけど、人間に捕まったリスを助けたり、ハイイロネズミの群を追払って黒ネズミのお城を守ったところがかっこよかった。
ニルスは一巻では最後まで小さいままだったから、大きくなるのか気になるから、続きが読みたい！！

[マカロンさんの感想 · 2021年8月15日]

子どもの頃、アニメで見た作品。小説を読むのは初めて。様々な体験をすることでニルスの気持ちが少しづつ変わっていく様子が今読んでも違和感がない。アッカ隊長は雌だったんだ、かっこいい！

著者プロフィール

千葉県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。著書に『浅田真央　さらなる高みへ』（学研）ほか。映画『ゆずりは』脚本が２０１８年鑑代表シナリオ集８作品の１つに選出。

「2021年 『ニルスのふしぎな旅④　友との別れ、そして……』 で使われていた紹介文から引用しています。」